ヒロです。

 

前回のブログでは、
久しぶりにナンパに出撃し、
かわいい女の子からバンゲした記事を書きました。

 

その女の子とのアポに挑んできましたが、
己のひ弱さを露呈する結果となってしまいました・・・

 

ひさしぶり降り立った新宿駅南口

 

5月下旬の土曜日、
日が落ちかけた時間帯の新宿駅南口。

 

ひしぶりにナンパに出撃し、
ブランクがるせいか
気の利いた言葉が出てこない歯がゆさを
感じながら声かけを続けていました。

 

声かけ開始から約一時間が経過したころ、
新宿駅南口改札から一人の女性が出てくるのを発見しました。

 

茶色がかったセミロングヘア。

 

コンサバ風のファッション。

 

表参道に生息していそうな風貌。

 

スマートなファッションのその女性は、
改札を出ると左に曲がり
ルミネのなかを通り、
東南口方面に向かおうとしてるようでした。

 

「これは可愛い!行くしかない!」

 

僕のナンパのレーダーが反応し、
女の子に近づきました。

 

袋を持っていたので、買い物の帰りかなと推測。

 

女の子がルミネに入る直前に、
後ろから追い抜いて、振り返って声かけ。

 

「おっ、今日はお買い物?」

 

振り向く彼女、近くで見るとさらに可愛いことが判明!

 

『あー、はい』

 

笑顔での返答、これは期待できる。

 

「何買ったの?人に言えないようなヤバいもんとか?」

 

『違いますよ、服ですよ、服!』

 

持ち物を弄りると笑顔が膨らみ
いい感じに和むことができました。

 

並行トークを続け、
東南口に近づいたあたりで連れ出し打診。

 

「ちょうど仕事帰りでメシ食って帰るとこだったから、一緒に行こ!」

 

『いまから友達と約束なんですよ』

 

「さっき、その友達から電話があって、来れなくなったらしいよ!笑」

 

『いやいや、もうこのあたりで待ち合わせなので・・・』

 

本当に約束がありそうだったので、
バンゲ打診に変更。

 

「そしたら今度にしよっか、ラインね!」

 

そういってQRコードを出すと、
スムーズに読み取ってくれました。

 

彼女の仕事や休みの日、住んでる場所など一通り確認し、

 

「お酒は飲める人?実は酒豪とか?」

 

『お酒はそこそこです。あ、行くなら焼き肉に行きたいです』

 

「あ、まじ?肉食系女子だった?」

 

『そういうんじゃないし』

 

「あ、でも焼き肉は俺も食いたいから、焼き肉ね!」

 

『はーい』

 

こいう感じのやり取りをし、
向こうから焼き肉のリクエストをもらいお別れしました。

 

ラインでの日程調整もすぐに決まり、
ライン交換から一週間後の日曜日の夜、
アポを迎えることになりました。

 

歌舞伎町の焼肉屋を予約し、準備は万端。

 

新宿にある焼肉屋は、
めちゃ高いか、騒がしい大衆店しかないイメージでしたが、
程よい価格帯で雰囲気の良いお店が見つかりました。

 

ひさしぶりのアポイントメント。

 

僕はクリスマスを待つ子供のような気持ちで、
楽しみな気持ちを感じたまま
アポまでの1週間を過ごしました。

 

 

不安だらけのアポ当日

 

迎えたアポ当日、
アポの舞台新宿に向かう電車の中で、
僕は不安な気持ちを抱えていました。

 

午前中に送った確認ラインに
既読がついていない。

 

「今日はよろしく、18時に新宿アルタ前ね」

 

僕は基本的にバンゲをしても
日程調整など最低限のラインしかしないのですが、

 

今回も日程が決まってから
丸3日間、やりとりをしていませんでした。

 

スムーズにアポが決まったが、
もしかしたら気が変わってドタキャンかもしれないと
気が気じゃありませんでした。

 

待ち合わせの約束時刻は18時。

 

僕は17時50分に
待ち合わせ場所のアルタ前に到着しました。

 

しかし、ラインを見ると未だに未読。

 

これはまずい、ドタキャンの流れを感じる。

 

17時55分、スマホを確認するも、まだ未読。

 

18時、再度確認するも、結局未読。

 

約束の時間で未読とか、これは絶望しかない・・・

 

ああ、久々のアポだと期待した俺がバカだった・・・

 

何度アポを繰り返しても、
ドタキャンのショックへの耐性はつかないものですね。

 

まさに絶望の淵に立たされた模様です。

 

さあ、何時まで待とうか。

 

15分待っても来なかったら、
諦めてストに出撃だなと、
こみ上げる悔しさを感じながら考えました。

 

こういうときって、
少しの間隔の間に、何度も何度も、ラインの画面を確認してしまいますよね?

 

これは非モテの行動だって分かってるけど、
ついやってしまうんですよね。

 

ああ、お店にキャンセルの電話を入れなきゃいけないな。
キャンセルの電話するとかダサいよな。

 

そんなことを考えながら待っていると。

 

まさかの、

 

約束時刻よりも6分遅れて、
ようやく、返事がきました。

 

『はーい!』

 

の短文。

 

しかし、その短文が、僕のテンションを一気に回復させてくれました。

 

午前中に確認のラインを送ってから6時間後の返信。
しかも待ち合わせ時間過ぎてるし。

 

しかし、返事があったことに安堵し、
こちらからも返信しました。

 

「ついたら連絡して!」

 

すると、

 

『つきましたよ』

 

ん?

 

周囲を見渡しても、それらしき女性は見当たらない。

 

『あ、うそ。間違えた』

 

と立て続けの投稿。

 

どういうことだ?

 

「アルタの場所、わかる?笑」

 

と送ると、そこから再度未読。

 

なんだこりゃ。

 

もしかしたら別の予定と被ってしまい、
間違って僕に送ったのかなと、
またもネガティブな発想が頭をよぎります。

 

悶々とした気持ちで待ち続けること、10分。

 

『わかりますよ』
『つきました』

 

とお返事がきました。

 

再度周囲を見渡すと、
美しいお洋服を身にまとった
笑顔の彼女を発見しました。

 

「ああ、よかった」

「とりあえずドタキャンではなかった」

 

彼女が来るまでの間、
感情の上下動が乱高下してましたが、
彼女の前では動揺を見せないように振る舞いました。

 

「ひさしぶり!」

 

『おひさしぶりです』

 

「ゆうほどひさしぶりじゃないか?」

 

『一週間ぐらいでしたっけ?』

 

「アルタの場所、知らなかったとか?」

 

『いや、間違えてバスタに行っちゃったんですよ。
3文字だったからバスタかなと勘違いしちゃって』

 

アルタとバスタ。

 

なんじゃそりゃと心の中で突っ込みながら、
とりあえずアポが成立したことに安堵しました。

 

女性が遅れてくることも想定していたので
お店の予約は待ち合わせよりも30分遅らせた、
18時半にしていました。

 

想定通り、
彼女は遅れてきたので、
18時25分にお店に到着しました。

 

なんというタイムマネジメント。

 

本当は、

「予約時間よりも少し早く来ちゃいました」

とお店に伝える予定だったんですけどね。

 

まあいいや。

大いに感情を揺さぶられたが、
勝負の土俵に立つことはできました。

 

さあ、勝負はここからだ。

 

 

カップルシートでの焼き肉アポ

 

歌舞伎町にある焼き肉屋に入店し、
横並びの半個室に案内してもらいました。

 

決して高いお店ではないが、
静かに話ができてデートにはもってこいの雰囲気。

 

これは良いお店を見つけたと思いながら、
ドリンクを注文しました。

 

僕はビールを、彼女はカシスオレンジを注文しました。

 

『かんぱーい』

 

無事にアポが成立した喜びもあり
冷たいビールがいつも以上に美味しく感じました。

 

お肉を食べながら、
彼女のスペックを引き出すと。

 

福岡県出身の21歳。
仕事は看護師。

 

専門学校を卒業して、
就職のため1年前に上京した。

 

都内で一人暮らし。

 

福岡から出てきてまだ一年ちょっとで、
こっちには友達があまりいないらしい。

 

カラオケが好きで、
会社の同期とよく歌いに行く。

 

なるほど。

 

21歳って、
俺がいま34歳だから、13歳も年下なのか!

 

ナンパをしてると二十歳ぐらいの女の子と遊ぶ機会は多いのですが、
年々と自分も年を取っていくわけで。

 

13歳年下って世間一般では
なかなかあり得ないよなと思いながら
ナンパのアクティビティの偉大さに感謝しました。

 

会話の流れで母親の年齢を聞くと、
なんと40歳とのこと。

 

なんじゃそりゃ、
母親のほうが歳が近いやんけ!!

 

このまま数年後もナンパを続けていたら、
それこそ娘のような年齢の女の子ともデートするようになるのかな?

 

いやいや、それまでには結婚して
落ち着いていたいよな。

 

そんなことを
頭の中でぐるぐると考えていました。

 

彼女は福岡から出てきて一年足らず。

方言が抜けきっていない博多弁がこれまた可愛くて、
良い物件を掘り当てたなと
感じずにはいられませんでした。

 

冗談を言ったりいじったりしながら
楽しい時間は過ぎていきました。

 

いやらしい夜になるはずだったのだが・・・

 

入店から約1時間半。

 

そろそろかなと思い、
会計を済ませました。

 

さあ、本当の勝負はここからだ。

 

仕上がっているのか、どうなのか。

 

彼女の表情を見ると、
悪くは無さそうでした。

 

でも、確信はもてない。
さあ、どうするか。

 

店を出て手を握ると、
黙って握り返してきました。

 

エレベーターの中で二人きり、
腰に手を回すと、こちらにカラダを預けてきました。

 

いい感じだ。
これはいい感じ。

 

ここからどうするべきか、
頭の中では分かっていました。

 

黙ってホテルの前まで行くこと。
そしてホテルに入ること。

 

そこでグダが出ても、
言い訳を与えてあげて背中を押してあげること。

 

彼女を包み込む優しさと
ちょっぴり強引な男らしさを見せて、

「仕方なく来てしまった」

 

というような
シチュエーションにしてあげること。

 

そうすれば13歳年下のスベスベのお肌と
プルンプルンのお〇ぱいを堪能できる。

 

トロンとした瞳でこっちを見つめ、
カラダを預けてきてる時点で、
かなり勝算は高かったと思います。

 

ゴールは目の前。

 

あとはシュートを打つだけだという状況にも関わらず、
僕の心は動揺していました。

 

このままホテルに行っても良いのか?

断られたらどうしよう・・・

 

エレベータを出て、
歌舞伎町の繁華街を、
ホテルがある方向に向かって歩き出しました。

 

「もう一軒、行こ」

 

『どこに行くんですか?』

 

「あっちの方に静かなバーがあるから」

 

『はい、あんまり飲めないですけど、お付き合いします』

 

これは行けるはず。
絶対に行くべきだ。

 

わかってる。
わかってる。

 

やるべきことはわかっている。

 

でも、アポを組むのが久しぶりだからか、
彼女が約束の時間に来なかった動揺の名残なのか、

 

その理由が何なのかは分からないのですが、
なぜかめちゃめちゃビビッている自分がいました。

 

歌舞伎町の大通りを半分ぐらい過ぎて、
そのままホテル街に向かえばよいものを、
途中、カラオケ店が目に入りました。

 

「カラオケ、好きって言ってたよね?」

 

『はい』

 

「カラオケ、行こっか?」

 

『あ、はい』

 

いやいや、ここはカラオケじゃなくてホテルに行くべきだろ。
なんでカラオケなんて行くんだよ。

 

そんなことを自分で自分に突っ込みましたが、
カラオケ店が目に入り、
カラオケに入る打診をしてしまいました。

 

とりあえず入店。

 

個室なんだから、
やりようはあったのかもしれませんが、

 

普通に歌を入れて、
普通にカラオケを歌うという流れになってしまいました。

 

こんなことは、
ちゃんと関係を持ってから、
彼女がセフレになってからやれば良いものです。

 

カラオケは好きだけど、
勝ちにこだわったアポでは、完全に不要な流れ。

 

黙ってホテルに行けば、よかったものを。

 

シュートチャンスを逃して、
さらに流れを相手に渡してしまって。

 

ああ、いったい俺は何をやってるんだ。

 

サッカーの世界では、
日本人選手は決定力不足だって言われてるけど、
あれって試合を見ていると、

 

シュートの成功率が低いんじゃなくて、
シュートを打つべき場面で打ってない場合が
ほとんどなんじゃないのかなって個人的には思っていて。

 

ブラジルやドイツなどの強豪国は
無理なんじゃねってとこからでも
ガンガンシュートを打ってくるから
結果、決めることが多いわけで。

 

なにが言いたいかというと、
打つべき場面でシュートを打ちましょうよってこと。

 

今回、ゴールは目の前で、
シュートを打てば楽々決められる場面なのに
無駄にサイドに展開して
自らゴールを遠ざける結果になったんだなと。

 

楽しそうに歌う彼女を見ながら思いました。

 

悪い流れは断ち切ることができず。

 

カラオケでは健全に歌って終わり。

 

どうしたものかと思い、
もう1件行こうと誘いホテルの前に行くも、
あっさりと断られ。

 

バーに入って飲み直し、再度雰囲気を作り直すも。
帰る流れになって駅の方へ歩いて行く。

 

駅まで歩くその間、手を握りしめていることが
唯一の望みで。

 

ここは最後のあがきを見せるしかないのかなと思い。

 

駅が近づく途中、
腰に手を回し、
ぎゅっと抱きしめると、
彼女も抱きついてきました。

 

つかの間の抱擁。
僕の胸に顔を埋める彼女。

 

そして再度打診。

 

「ふたりで一緒に過ごしたい」

「嫌がるような事はしないから」

 

そう伝えて、タクシーの方に誘導するも。

 

『ごめんなさい、今日は帰ります』

 

と断られ。

 

ほっぺにチュッとされ、
小悪魔のような笑顔を浮かべ、
改札の中に消えていきました。

 

惨敗・・・・

 

まさに惨敗。

 

観客がいたらブーイングが飛んできそうな
萎縮した戦いでした。

 

 

ホテル打診のタイミングと適切な誘い方とは?

 

よく、いろんな人から

 

「ホテルに誘うタイミングと誘い方が分からない」

 

という相談を受けるのですが。

 

これに対する回答は、

 

ホテルに誘うタイミングは、
一軒目を出てからが一番良くて、

 

一軒目で楽しませて心のつながりができていれば、
十分にゲットできると言えます。

 

で、誘い方ですが、

何かしらの理由
(もう一軒行こうとか、お勧めのバーがあるとか)

をつけてホテルの前まで歩いて行き、
そのまま入ってしまうというもの。

 

もしそこでグダがあっても、
女の子に言い訳を用意してあげて、

「仕方なく入ってしまった」

 

という形にしてあげたら
たいていは上手くいきます。

 

僕は、
ホテル打診に関する相談を受けた時は、
いつも次のようなアドバイスをしています。

 

デートする機会があれば、

 

一軒目の居酒屋 → ホテル前まで歩いて行って打診

 

という流れを決めごとにして、
チャレンジすると良いですよと。

 

そうすれば、
ホテルに誘った時の女性の表情や振る舞いなど
リアルに対峙することができるので
女性の誘い方が感覚的に分かってきますし。

 

一軒目で楽しませていれば
意外とすんなりホテルに入ってくれます。

 

ホテル打診にビビってた友人に
上記の流れをアドバイスしたら

 

簡単にホテルについて来てくれて驚いたと言っていました。

 

ここで大切なのは、
自分の感情に負けて例外を作らないこと。

 

ホテル打診ができない理由のほとんどが、

 

ホテル打診したら嫌われるんじゃないかな?

 

とか

 

断られたりするんじゃないか?

 

っていう、打診する男性側の恐怖心だと思うんですよ。

 

そこでビビッて二軒目、三軒目を無駄に挟んで、
結果逃げられてしまうというパターンは非常に多いです。

 

もちろん、ホテルに誘って断られることはありますし、
嫌がってる女の子を強引に誘うことは言語道断ですが。

 

断られることを恐れずに男らしく打診すること(ホテルに誘うこと)というのは
男らしさの証明であり
女の子をドキドキさせる感情を提供することになりますし、

 

結果的に性交率は高くなります。

 

自分の弱い気持ちに負けて例外を作らない。

 

必ず、1軒目を終えたらホテル前まで歩いて行って打診する。

 

これを徹底することが、結果を残す最善の方法なのかなと。

 

セオリーから外れてもロクなことは起こらない。

 

自戒の念を込めて。

 

悔しさの残る、日曜日の夜でした・・・

 

 

PS.

 

今回はこうやって失敗談を書きましたが、
僕はこれまで数え切れないほどの失敗をしています。

 

ナンパの発信をしていると、

 

「ナンパが上手で羨ましいです」

 

とか

「たくさんの女性と関われて、きっと才能があるんですよね」

 

といったことを
言われることが結構あるのですが、

 

現実は失敗の方が圧倒的に多いです。

 

ナンパの声かけでも
10人に声かけたら9人には断られるわけで
この時点で成功率は1割以下です。

 

ただ、試行回数が多いので
結果的に関わる女性の数も
多くなってるのだと思ってます。

 

失敗はたくさんした方が良くて、
そこから学びがあれば
次に成功するための礎になりますしね。

 

今回もめちゃめちゃ悔しかったし、
不甲斐ない気持ちでいっぱいですが、

 

この体験があるから、
次、同じようなシチュエーションになった時に、

 

「前回は、ビビッてホテルに誘えなかったから、
今回は失敗を恐れず男らしく誘おう」

 

というように、自分に言い聞かせることができるのだと思います。

 

 

 

 

でもやっぱり、
本音を言うと、
悔しい気持ちは簡単には晴れないし、

 

今回の件については、
逃した魚は大きかったなあというのが正直なところですね。笑