いまから2年半前、
2015年、2月中旬の日曜日。

 

この日は、プロのナンパ師さんの講習を受けるために
大阪に行きました。

 

この頃は
書籍や教材で学習した甲斐があって
ナンパである程度、成果を出せるようになってはいました。

 

ただし、完全に地蔵を脱出していたわけではなくて。

 

その時々の気分によって
1人目の声かけに1時間ぐらいかかったり
すぐに諦めてしまったりと
自身のナンパにムラっ気があるような状況でした。

 

もっと上達して
どんな時でもガンガン声かけができるようになりたい、
もっとかわいい女の子を口説けるようになりたい。

 

そんな思いから、
プロのナンパ師さんの講習を受けることにしたのでした。

 

 

近鉄特急に乗り、
2時間をかけて大阪、梅田に向かいました。

 

講習は午前10時からで、
2時間かけて座学で学び
その後、実地で具体的な声かけについて教えてもらいました。

 

プロの人から直接教わったことで
これまで教材や実体験で学んできたことが
より深く理解できたように思いました。

 

個別のコンサルを受ける人は
午後からも引き続き指導を受けていましたが、
僕は講習のみの受講にしていたので
13時ごろ、講習が終わりました。

 

夜の19時ごろから懇親会があるけど
それまでは各自のフリータイムだったので
学んだことを試してみたいと思い、
ナンパを始めました。

 

大阪という街で
関西弁の美女を連れ出す!!

 

講習で教わったことを試してみる。

 

気合いを入れてナンパを始めました。

 

梅田の周辺でナンパをしました。

 

休日の梅田はキレイな女性が多く
ターゲットは無限に存在していました。

 

 

声かけを続け
一度、24歳のフリーターの女の子を連れ出すも
あまり話が盛り上がらずに解散。

 

 

このまま終わってはいけないと思い
再び声かけを始めました。

 

 

夕方、16時ごろ。

 

阪急の出口付近を
ゆっくりと一人で歩く女の子を発見しました。

 

カジュアルな服装。

茶髪のロングヘアー。

デニムにスニーカー。

 

後ろから追い抜いて声かけ。

 

「おつかれさま。今からどこに行くの?」

 

『ネットカフェに行きたいんですけど、この辺りにあるか知りませんか?』

 

「あ~、俺、名古屋から遊びにきてるから、あまり詳しくないんでだけど・・・

ちょっと待って、スマホで調べてみる』

 

『ありがとうございます』

 

すぐに近くのネットカフェを調べました。

 

「ネットカフェに行って何するの?」

 

『大学のレポートを提出しないといけなくて。メールで送りたいんです』

 

「そうなんだ。あっちの方にあるみたいだけど、一緒に行く?」

 

『はい、ありがとうございます』

 

そう言って、二人でネットカフェの方に歩き始めました。

 

「レポート出した後は予定あるの?そろそろ夕方だし、一緒に食事でも行かない?」

 

『あ~、でも私、アルバイトがあるんです』

 

「そうなんだ、何時から?」

 

『18時から』

 

「そっか、そしたら時間まで、ネットカフェでのんびりお喋りでもしようか?」

 

『はい』

 

こんな感じで二人でネットカフェに行くことになりました。

 

 

かわいい子だし、
ちょっとの間お喋りできるだけでも
有意義な時間になるかな~

 

そんなことを思いながら
会話を楽しみつつ、ネットカフェに向かいました。

 

 

歩きながら

彼女の情報を聞き出しました。

 

彼女は19歳で
関西の有名私立大学に通う
現役の女子大生でした。

 

2年間付き合った彼氏と
1ケ月前に別れて今はフリー。

 

アルバイトはカフェで接客をやっている。

 

本当に女の子っぽい、
守ってあげたくなるようなかわいさがありました。

 

 

ネットカフェに着くと
フラットタイプの個室に案内されました。

 

彼女はパソコンを立ち上げ
USBメモリーを差し込み
大学のサイトにアクセスし
何やら操作をしています。

 

守ってあげたくなるようなかわいい子と二人きりで個室に入り
ドキドキしている自分に気がつきました。

 

 

彼女は、
パソコンの操作に苦戦していました。

 

ワードの文字設定の変更の仕方や、
ファイルの添付方法が分からなかったみたいで
丁寧に教えてあげました。

 

操作を教えるためには
彼女の隣に行かなければいけません。

 

物理的な距離が近くなったことで
彼女の香りを感じました。

 

 

彼女に触れたい。

 

そんな気持ちが発動しました。

 

操作を教えるどさくさに紛れて
ひとつ、探りを入れてみることにしました。

 

 

彼女がマウスを操作する右手を
パソコン操作を教える際に、
上から直接触ってみました。

 

通常、初対面の男の人に
パソコン操作を教えてもらうためとはいえ、
直接、手を触られたら嫌がるものだと思います。

 

少なくとも

 

『えっ?』

 

という気持ちになって

 

手を引っ込めたり
払いのけたりするのが普通だと思います。

 

しかしこの時、
何も抵抗することなく
手と手が触れ合ったことに対して無反応でした。

 

「これはいけるかも」

 

期待に股間が膨らみました。

 

レポートを仕上げ、
大学のサイトにアップロードし
彼女の目的だった、
レポートを提出するというミッションは完了しました。

 

「おつかれさま、うまくできてよかったね」

 

『はい、ありがとうございます』

 

「そこだと背もたれが無いからさ、こっちに座りなよ」

 

そう言って僕の隣に彼女を招きました。

 

 

最初は、普通に会話をしていました。

 

ネットカフェに入る前までは
普通にお喋りするだけのつもりでした。

 

しかし、彼女の表情を見ていると
どこか甘えたいような雰囲気が伝わってきました。

 

出会ってから1時間も経っていない。

 

彼女はいま、どんな心境なのだろう?

 

先ほど、手と手を触れ合わせても
何の抵抗も無かったこと。

 

いま、ネカフェの個室で
横並びに座っていること。

 

そして、すこし甘えたそうな表情をしていること。

 

これは行くしかない。

 

僕は決意しました。

 

 

「○○ちゃんは彼氏ができたら、甘えたりするの?」

 

『うーん、時と場合によりますね』

 

「甘えたくても甘えられないとか?」

 

『うん、甘えたくても恥ずかしいじゃないですか~』

 

「男の人がそういう雰囲気作ってくれたら甘えやすかったりするんじゃないの?」

 

『それはあると思います』

 

「こうやって抱き寄せられたら甘えちゃうんでしょ?」

 

僕はそう言って、
彼女の肩を抱き寄せました。

 

どうだ?

 

彼女は首をコクンとさせ
僕にカラダを預けてきました。

 

 

ドクン、ドクン、

 

心臓の鼓動が聞こえます。

 

 

しばらくの間、
肩を抱き寄せた状態で会話を続けました。

 

 

ふと、彼女の顔を見ました。

 

少しばかり赤らんだ表情から
オンナの色気を感じました。

 

 

ここで行かなきゃ男じゃない!!

 

 

目が合った瞬間、
口づけを交わしました。

 

すると、彼女の方から舌を絡めてきました。

 

僕は服の上から彼女の胸を揉み
彼女は僕の太ももから下半身を
まさぐるようになで回しました。

 

直で胸を触り
その手を徐々に下降させ
下半身に触れました。

 

彼女の局部は
驚くほど濡れていました。

 

 

ここはネットカフェ。

 

彼女は押し殺すように
色気漂う声を漏らします。

 

周囲に気づかれないように
少しだけ服をずらし
少しだけデニムをずらした状態。

 

僕は、19歳の若い女性のカラダの感触を
味わうように撫で回しました。

 

 

出会って1時間も経ってない間に
この状況が訪れるとは。

 

しかも相手は、
誰が見ても真面目そうで
清純そうな女の子です。

 

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ去りました。

 

アルバイトの予定があった彼女には
時間制限がありました。

 

『もう行かなくちゃ』

 

結局、ネカフェの中では
途中までしかできませんでした。

 

 

慌てて身なりを整え
ネットカフェを出ました。

 

 

ネットカフェを出る前に
ラインを交換し、

 

『また会えたらいいね』

 

と言葉をかわしました。

 

 

梅田の駅前で別れた彼女は
何食わぬ顔でアルバイト先に向かいました。

 

 

僕は名古屋に帰り、
彼女にラインを送りました。

 

何度かラインのやり取りをしたものの
お互いの予定が合わず
再開することはありませんでした。

 

 

社会人と学生、物理的な距離の遠さ。

 

 

僕にもっと魅了する力があれば
違ったのかも知れませんが
当然のように上手くいきませんでした。

 

 

 

 

彼女と出会って思ったこと。

 

人は見た目じゃ分からない。

 

清楚で真面目そうな彼女は
おそらくとても淫乱だったと思います。

 

ネットカフェの中であっても
積極的に求めてきました。

 

 

出会って1時間も経たない
見ず知らずの男に局部を触られた30分後、

 

彼女はお洒落なカフェで清楚な制服を身にまとい
礼儀正しい接客をしていることと思います。

 

いつもよく行く喫茶店の店員さんも
実は淫乱なんじゃないだろうか?

 

そんな、あらぬ想像をしてしまいました。

 

 

 

女性を神格化してはいけない。

 

女性も人間、
寂しかったり異性のぬくもりに癒されたいと思う時がある。

 

見た目が真面目そうだとか清純そうだとか
そんなことは実際に接してみないと分からない。

 

声をかけさえすれば接点が生まれ
その女性と何かしらの関係が生まれるかも知れない。

 

慣れない大阪という場所で、
改めてナンパの可能性を実感した出来事でした。