先日、名古屋に
3泊4日のナンパ遠征に行ってきました。

 

ことの始まりは
以前から交流のある
整体師ナンパ師のタツヤさんからの
ラインメッセージでした。

 

「今度、オーガズム整体の
福田ごんべい先生とコラボセミナーをすることになったのですが
ヒロさんも参加しませんか?」

 

福田ごんべい先生。

 

オーガズム整体で
女性をエクスタシーに導く方法を
伝授してくれるとのこと。

 

名古屋は遠いなあと思いましたが
こういった先生とお会いする機会はそうそうないので
メッセージを見て3秒後には参加を決意しました。

 

せっかく名古屋に行くのであれば
名古屋のナンパ仲間とも久しぶりに会いたいし
名古屋でもナンパをしたいと思いました。

 

僕は学生時代を含め
名古屋には10年ほど住んでいたので
いわば第二の故郷です。

 

ナンパを本格的に始めたのも
名古屋に住んでいる時でした。

 

名古屋駅周辺や栄という繁華街で
女性を追い求めてしのぎを削ってきました。

 

まさに古巣。

 

せっかくセミナーで名古屋に行くのであれば
思い入れの深い名古屋の街で
がっつりナンパに繰り出したい。

 

そう考えて
金、土、日と3連泊して
セミナー、ナンパ師飲み会、ストリートナンパと
3つの目的を持って名古屋に行くことにしました。

 

名古屋のナンパ仲間に連絡し
女性を連れ込みOKの格安ビジネスホテルを教えてもらい
栄のど真ん中のホテルを予約し
名古屋に乗り込みました。

 

 

■いやらしい期待を持って名古屋に出発

 

諸々の予定を調整し
金曜日の午後、
東京駅から新幹線に乗り込みました。

 

新幹線に揺られること1時間半、
名古屋駅に到着しました。

 

名古屋駅構内は東京に負けないぐらい人通りが多く
可愛い女の子もたくさん歩いているように思いました。

 

一気にナンパ欲求が高まりましたが
キャリーバックを引いた状態でナンパをするのは
ナンセンスだと思い
まずはホテルに荷物を置きに行くことにしました。

 

地下鉄に乗り換え栄に移動し
19時過ぎにホテルにチェックインしました。

 

ホテルの場所は繁華街のど真ん中、
飲食店の集まる場所からの距離は短く
即に持ち込むには好立地。

 

部屋もきれいで
このホテルを紹介してくれたナンパ仲間に感謝の気持ちを持ちつつ

 

今晩、名古屋嬢をお持ち帰りして
いやらしいことをしているイメージが沸き上がり
ひとりでニヤニヤしていました。

 

イメージトレーニングをしていると
息子が大きくなりかけましたが、笑

 

いかんいかん、
こんなところでもたもたしている暇はない。

 

さっさと荷物を置いて、
名古屋の繁華街、夜の栄にいざ出陣。

 

 

■やたらと反応が良い名古屋の女の子たち

 

 

意気揚々と街に繰り出したのですが
夜の栄は人通りはまばらでした。

 

「あら?栄ってこんなに人が少なかったけ・・・」

 

僕が名古屋に住んでいた時は
栄を主戦場としていたのですが
それなりに人通りがあった印象でした。

 

平日だからか?
でも金曜だよな。

 

いろんな理由を考えましたが
人がいないことには声かけすらできません。

 

これはまずいと思い
名古屋駅に移動しました。

 

 

金曜夜の名古屋駅は
人通りが多く賑わっていました。

 

さっそく声掛けを始めたのですが
あることに気が付きました。

 

東京に比べ、
歩くスピードが遅いから声をかけやすい。

 

それに加え、女性の反応が良い。

 

ガンシカがほとんどない。

 

そう、
初めて東京に行ってナンパした時は
あまりの人の多さと人の流れの速さに
戸惑ったことを思い出しました。

 

ものすごい数の人が一気に移動するので
人の波に飲まれるというか
その流れについて行くだけで精一杯でした。

 

また、
渋谷や新宿でナンパをしていると
こちらが声をかけても振り向いてもくれない
リアルなガンシカが多数存在します。

 

キャッチやスカウトの数も尋常じゃないから
いちいち反応していたら
女の子もめんどくさいのでしょう。

 

勇気を出して声をかけたのに
自身が存在しないかのようは振る舞いをされると
結構ダメージをくらうもので、
上京した当初は反応の悪さに苦労したものでした。

 

そんな東京の荒波に揉まれてきたからなのか
名古屋の女性の反応は
異常に良いと感じました。

 

声をかけたら何かしら言葉を返してくれるし
断るにしても笑顔をくれることが多く感じました。

 

これは精神的な負荷が全然違うぞ。

 

5声掛け目ぐらいで
早速、某有名女子大の女の子のラインをゲット。

 

幸先の良い滑り出しです。

 

しかし、遠征先でバンゲをしても
あまり意味はないので
あくまで連れ出し狙いでナンパを続けました。

 

名古屋駅構内を歩いていると
名古屋のナンパ仲間のよしみんさんと遭遇しました。

 

よしみんさんとは
翌日飲む予定でしたが
せっかく会ったのだから軽く飲もうという話になりました。

 

HUBに入ろうとしたら人が多すぎて入れなかったので
コンビニでビールを買って
大名古屋ビルヂングの裏のベンチに腰かけて
近況を語り合いました。

 

かつての戦友を旧交を温めて
モチベーションも上がったので
再度出撃しました。

 

 

■旅行帰りの人妻との攻防

 

時刻は22時。
もたもたしている暇はない。

 

全体的な反応は悪くなく
和んだり粘ったりしつつも
成果を上げられずに1時間ほど経過。

 

時刻は23時を回ったところ。

 

遠征初日にボウズなんてあり得ない。

 

若干の焦りを感じ始めましたが
まだまだターゲットの女性はたくさんいる。

 

そうやって自分に言い聞かせて
ターゲットを探しました。

 

23時を過ぎたころ
笹島交差点で信号待ちをしていると
レジャックのプロントの前を
一人の女性が歩いているのを発見しました。

 

背が低い細身の女性。

 

リュックを背負い
両手は紙袋を持っていて
なにやら旅行帰りのような雰囲気でした。

 

きょろきょろとしていたので
何かを探しているのかなと思いました。

 

近づいて顔面確認。

 

スぺ高ではないけれど悪くもない。

 

ストライクゾーンはしっかりと通過しているのが確認できたので
そのまま声かけをかけました。

 

手荷物を持っていたので
そこを切り口に反応を取ろうと心がけました。

 

「こんにちは、何か探しとるの?」

 

『あっ、充電するスペース探してるの』

 

「スマホね、てか何してるの?旅行?」

 

『東京から帰ってきたところ』

 

「東京まで行ってじゃがりこ買ってきたの?」

 

『あー、これはお土産。職場の上司に渡そうとしたけど会えなかったから持ってるの』

 

満面の笑みで対応してくれて
反応が異常に良いので
ここは一気に連れ出したいと思いました。

 

「実は俺も東京から来てるんだけど、
軽く飲んでからホテル戻ろうと思ってたんだけど、一緒に飲まない?」

 

『まじ?それはまずいでしょー、充電もしないといけないし』

 

「充電は居酒屋でもできると思うから、とりあえず1杯だけ」

 

『そうだね、いいよ~』

 

対して粘ることなく
かなりあっさりと連れ出しの承諾をいただきました。

 

初日からボウズは逃れることができ
一安心しましたが
ゲットできなければ繁華街にホテルを取った意味はない
ここからが本当の戦いだと自分に言い聞かせました。

 

近くの居酒屋に入り
僕も彼女も生ビールを注文しました。

 

腹も減ってたので
味噌串カツや土手煮などの
名古屋料理をおつまみとして注文しました。

 

『かんぱーい』

古巣・名古屋で連れ出した女の子と飲むお酒は
非常に美味しく感じられました。

 

遠征初日の夜に
知り合ったばかりの女性と杯を交わせる喜び。

 

ナンパというアクティビティの楽しさに感謝しつつ
会話を弾ませました。

 

彼女はご自身でビジネスをやっているとのことで
ネットワーク系で勧誘されるかなと少し警戒しましたが
そう言った部類ではないらしく
勧誘にあうこともありませんでした。

 

非常に良く喋る女の子で
バラエティに出ている時の
青山テ〇マのような雰囲気でした。

 

「てか○○(女の子の名前)のキャラ、テ〇マにそっくりだよね?」

 

『それ、よく言われる(笑)』

 

「めちゃ喋るしノリ良すぎ、大阪出身?」

 

『地元はこっちだけど、大阪の人とは凄い気が合うよ』

 

とにかくノリが良くて
楽しそうな雰囲気だったのですが
恋愛トークに移動すると
形相が変わりつつありました。

 

「どんな人がタイプなの?」

 

『一緒にいて楽しい人かな』

 

そう答えると、少し表情を変えて
彼女は言いました。

 

『てか私ね、旦那おるんよ』

 

まじか?
既婚者。

 

僕はナンパにおいて
既婚者は撤退というルールを決めています。

 

万が一のためのリスク回避もありますし
人妻とは継続的にお付き合いする気が無いので
声かけの段階で既婚者であれば撤退してきました。

 

しかし、すでに連れ出していて
杯を交わしている。

 

会話も弾み、お互いの距離が近づいている雰囲気もある。

 

一瞬動揺しましたが
それを表情には出さないよう
立ち振る舞いました。

 

そして、
彼氏持ちの女性を連れ出したときと同じように

 

「旦那がいるけどそれがそうしたの?」

 

「それって今ここでは関係なくない?」

 

というような動じない態度で
彼女と接しました。

 

すると彼女の方から
結婚生活や旦那への愚痴を
ぽつぽつと話し始めました。

 

旦那はいい人だけど
男としての魅力に欠ける。

 

旦那のことは好きだけれども
もっとガツガツとオトコらしくしてほしい。

 

会話の節々から
現状に対する不満と
僕への食いつきがあることが
見て取れました。

 

さてと、これはどうするべきか?

 

人妻はNG。

それはトラブルなく
ナンパに取り組むために自身に課したルール。

 

しかし、時には例外があっても良いのではないか?

 

よほどのことが無い限り
旦那にばれたりトラブルになるということはあり得ない。

 

何より、目の前の女性の食いつきは見て取れる。

 

即への流れができつつある。

 

居酒屋に入ってから1時間、
会話も盛り上がっているところで
退店する旨を伝えました。

 

「そろそろ行こうか」

 

『あっ、うん』

 

もう少しお喋りを続けたかったのか
少し寂しそうな表情が見て取れました。

 

楽しい宴が終わってしまうんだなという
寂しそうな表情。

 

会計を済ませて店を出ると
彼女の手を握りました。

 

彼女は握り返してきました。

 

時刻は24時30分。

 

終電は過ぎ去り
人通りはほとんどありませんでした。

 

次の瞬間、
彼女をぎゅっと抱きしめました。

 

彼女は

 

「えっ?」

 

と驚いたような声を出しましたが
しっかりと僕にくっついてきました。

 

「本当は甘えん坊なんでしょ?」

 

『うん、わかるの?』

 

「わかるよ」

 

そのまま目が合ったので
自然と唇を重ねました。

 

『ダメだって・・・』

 

そう言いながらも
積極的に舌を絡めてくる彼女。

 

彼女は人妻。

 

人妻はNG。

 

しかし、例外はある。

 

すでにキスまでしてしまっている。

 

ここまで来たら行くしかない。

 

本能と理性の狭間で
オスとしての本能が勝利した瞬間でした。

 

「栄にホテルとってるから、行こう」

 

『ダメ、裏切ることになっちゃう』

 

「今日だけ、無かったことにすればいいからさ」

 

『でも、それはダメだと思うの・・・』

 

「嫌がるようなことはしないからさ」

 

『うーん・・・』

 

「行こう」

 

『私が結婚してなかったら全然いいの、ついて行く。
でも、もう結婚してるから、裏切ることはできないの』

 

「さっき日々の不満なこと話してくれたよね?
今日だけでも忘れさせてあげたいからさぁ、
本当に今日だけ、だから行こう」

 

『うーん・・・。わかった。行く。』

 

クロージング終了。

 

人妻を相手にホテルクローズ完了。

 

名古屋遠征初日にして即を達成!!

 

勝利のファンファーレが頭の中に鳴り響きました。

 

 

このままいけば
そうなるはずでした。

 

しかし、
脳内のナンパコンプライアンス委員会は
それを許してくれませんでした。

 

彼女の返事をもらった後、
タクシーを拾うために大通りに向かって歩きました。

 

歩いている途中、

 

「本当にこれで良いのか?」

 

という心の声が聞こえました。

 

人妻はNG。

これは自分に課したルール。

 

例外を認めてしまうと
今後も、同様なケースに遭遇した時も
同じようにルールを破ってしまう可能性がある。

 

「あの時もやったし」

 

となってリスクがありながらも
安易に流されてしまうことは目に見えている。

 

それは良くない。

 

ナンパ師として健全に活動を続けるためには
小さなリスクを排除していかなければいけない。

 

そのためにJKと人妻は絶対にNG。

 

お互いの同意があったとしても
万が一があったときにどうしようもない。

 

決めたことは絶対。

例外はない。

 

それにこれは自分だけの問題ではない。

 

彼女はこれまで、
結婚してからは
旦那以外の男性と関係を持ったことは無かったという。

 

その言葉の真偽はわかりませんが
もしそうだとしたら
彼女にとって結婚後初めての浮気相手ということになる。

 

もし、今回、彼女と関係を持ったことで
彼女が不倫などに目覚めてしまって
彼女の結婚生活が破綻してしまったら。

 

その引き金を引いたのは自分ということになってしまう。

 

そんなことはしたくない。

 

結婚したからには
夫婦円満で過ごしてほしい思っています。

 

彼女たちの生活をぶち壊す
きっかけになるなんて絶対に嫌だ。

 

それは彼女にとっても悪いこと。

 

キスまでしておいて
ホテルクローズまでしておいて
どの口が言うんだという感じですけれども。

 

大通りまで歩いている数分間の間に
ぐるぐると思考を巡らせて
思い直して彼女に言いました。

 

「てか自分、既婚者やんね?」

 

『えっ?』

 

「こういうのはヤバいっしょ?」

 

『えっ?なに?』

 

「やっぱりやめよっか。既婚者相手に寝ることはできん」

 

『えー?その気にさせておいて、何なん?(笑)』

 

「とりあえず飲み直そう」

 

『まじ?超ウケるんだけど』

 

こうして
ホテルクローズを撤回して
二人でカラオケに入り
再度飲み直して語り合いました。

 

彼女には
僕自身のナンパ活動について
赤裸々に話したし、

 

彼女も結婚生活のリアルの部分まで
語ってくれました。

 

「旦那のセックスは下手すぎて
全然気持ちよくなれないの。

だからセックス中は好きな芸能人を想像してるよ」

 

と言っていたのには
なんとも複雑な気持ちになりました。

 

がっつり飲んで語って歌って
深夜3時に解散しました。

 

彼女は近くのネカフェで始発まで待つらしく。

 

僕はタクシーを拾い
ホテルのある栄に移動しました。

 

歌って疲れたので
藤一番で名古屋名物の台湾ラーメンを食べて
明け方の4時、ホテルに戻り
泥のように眠りました。

 

■人妻ナンパの是非について

 

後日、今回の件をナンパ仲間に話しました。

 

すると、口々に、

 

「もったいない」

 

とか

 

「俺だったら絶対にヤってた」

 

「人妻ってそこまで、リスクないよ」

 

「マナーを守るナンパ師はかっこいい」

 

「経験値を積むという観点でヤっておくのも悪くないのでは?」

 

と、賛否両論、いろんなことを言われました。

 

ワンナイトしてそのまま連絡先を交換せずに別れれば、
二度とその女性と会うことはないし
その行為自体がなかったのと同じことになります。

 

それにレイプのような強引な方法でなければ
女性も、ワンナイトを求めていることもあるので、
お互いが良い時間を過ごせるということです。

 

特に人妻は結婚生活のストレスなどに苛まれているので
旦那にはない癒しや非日常的な刺激を求めていることが多く
かなりイージーに即まで持っていけるようですし、

 

日々の鬱憤がたまっている分、
行為も激しく淫乱な場合が多いとのことです。

 

こういったことから
人妻キラーとして昼ストに出るナンパ師や、
ネットナンパからの昼アポに出るネトナン師も多いと聞きます。

 

これらの意見をいただいて
今回の件を振り返ってみました。

 

ホテルクローズも終わっていたし
行為の方もきっと激しいものに
なったと思います。

 

連絡先を交換するつもりもなかったので
まさにワンナイトの関係で潔くお別れしていたと思います。

 

だけど、
人妻との行為はどこか罪悪感があるというか
心からの満足は得られないのではないかなと思いました。

 

人妻ということは結婚している。

 

結婚してるということは
お互いに愛を誓い合って結ばれている。

 

彼氏は軽い気持ちでも作ることができるけれど、
結婚はそういうわけにはいかない。

 

人生を共にする伴侶として、
様々な要素を考慮しての決断であったはず。

 

カップルではなく夫婦。

 

愛を誓い合った伴侶。

 

そこに入り込むのは気が引けるというか・・・

 

人妻NGのルールを課しているのは
リスク回避と言う面もあるけれども、
気持ち的にも前向きになれないと言うのが正直なところです。

 

 

いろいろ考えすぎなのかも知れないし、
本当はただ単にヒビってるだけなのかもしれないですけど。

 

 

名古屋遠征初日は
1連れ出し0ゲットにて終了となりました。