こんにちは、ヒロです。

 

先日、ナンパ遠征ということで
名古屋に3泊してきました。

 

初日の記事↓↓

名古屋ナンパ遠征初日、人妻をホテルクローズ、その是非について

 

二日目の記事↓↓

名古屋ナンパ遠征2日目、ド派手なホステス逆ギレ事件

 

3日目の昼間のアポの記事↓↓

名古屋ナンパ遠征3日目(前半)、ワンコインでカラダを売る女

 

 

波乱に満ちた3日間でしたが、
その3日目、最終日の夜の模様を描いて行こうと思います。

 

 

■ホテルでの休息とナンパ仲間との合流

 

昼間のアポでメンヘラ嬢と対峙したことから
精神的にかなり疲弊しました。

 

リカバリーするために
宿泊先のホテルの部屋でちょっとお昼寝。

 

最後の夜に向けてつかの間の休息。

 

ストリートナンパにおいても
コンディションを整えることはとても大切です。

 

疲労の色合いが声掛け時の表情に出ることもありますし
テンションや粘りにも直結します。

 

スポーツと同様で
しっかりと休息をとって
コンディションを整えた方が好結果に結びつくと
これまでの経験からも感じています。

 

 

プルルルル。

 

スマホのアラームかなと思うと着信でした。

 

電話の主は名古屋のナンパ仲間で
サラリーマンナンパ師の味噌カツさん。

 

ヒロ:

「もしもし、お疲れさまです」

 

味噌カツさん:

「昼アポはどうだった?17時ごろから名駅で出撃するぞ」

 

ヒロ:

「悲惨な展開でした。会って話します」

 

味噌カツさん:

「よし、じゃあ金時計に集合ね」

 

シャワーを浴びて
気合を入れ直しました。

 

名古屋遠征最後の夜、
是が非でもゲットする。

 

強い思いを胸に秘め
ホテルの部屋を飛び出しました。

 

 

そして地下鉄東山線に乗り込み
名古屋駅に向かいました。

 

待ち合わせスポットの金時計に到着し、
味噌カツさんに連絡。

 

すでにストに出ていた味噌カツさんがすぐに到着。

 

そして間もなく、
前日も一緒に飲んだ経営者ナンパ師のたかさんも
合流しました。

 

昼アポでメンヘラ嬢に金銭を要求された話をすると
二人とも大爆笑してくれました。

 

たかさん:
「ナンパ師だったら金要求されても支払わんよな」

 

味噌カツさん:
「ワンコインだったら支払ってサクッとやっちゃえばよかったんじゃないの?」

 

と、それぞれ感想をいただきました。

 

悲惨な体験をしても
それを笑い飛ばしてくれると
気持ちも晴れるというか。

 

こういったナンパ仲間は大切だなと
改めて思った瞬間でした。

 

そして3人とも成果を出そうと誓い合い、
それぞれソロでの声掛けを始めました。

 

名古屋遠征最終日、
0ゲットで終わるなんてあり得ない。

 

多少レベルを下げてでも
ゲットにこだわること。

 

それを念頭に置いて声かけを始めました。

 

たかさんは速攻で
長身美女からバンゲをしていたし
味噌カツさんは独自のペコペコスタイルで
芋っぽい女子と和んでいます。

 

僕も負けていられない。

 

 

■顔面確認は必須、ブサ面女を連れ出し

 

声かけを始めて30分ぐらいたったころ、
スパイラルタワーから広小路通りを
伏見方面に歩く女性を発見。

 

地味な格好にマスクをしています。

 

ターゲットのレベルはどうだ?

 

ファッションは地味。

 

しかし、
マスクの隙間から見える
髪型、目の雰囲気は悪くない。

 

最低ラインはクリアしていると思って声を掛けました。

 

すると異常に反応が良く
あっさりと連れ出しに成功。

 

目の前にあった
遠州料理の居酒屋に連れ出したのですが
マスクを外した彼女の顔面を見て
連れ出したことを後悔しました。

 

目元だけではわからなかった
顔面のレベルの低さ。

 

そして何より歯が汚い。

 

口臭がきつい。

 

しまったー。

 

これなら昼アポのメンヘラ嬢の方が
何十倍も良いオンナやんけ。

 

メンヘラ嬢は性格的にはヤバかったけれど
外見的には悪くなかった。

 

だけどこの歯の汚さと
口臭のきつさは生理的にムリやんけ。

 

入店したからには
何か頼まなければいけないと思い
ビールと浜松餃子、
つくね串を注文しました。

 

「か、かんぱい・・・」

 

連れ出した女の子と飲むビールが
美味しくないと感じたのは
この時が初めてでした。

 

俺は何を焦ってるんだ。

 

こんな女性と一緒にいるところを
知り合いに見られたら恥ずかしくてたまらない。

 

会話もイマイチ盛り上がらない。

 

こちらのテンションが上がらないのだから
盛り上がりようが無いか・・・

 

一気にビールを流し込み、
出てきた料理を一気に飲み込み、
僅か20分で居酒屋を退店しました。

 

2500円のお会計を
きっちり割り勘で支払いました。

 

お腹が減っていたので
空腹が満たされたことが
唯一良かったことでしょうか。

 

タクシーをつかまえ、
次なるターゲットを探すベく
名駅から栄に移動しました。

 

 

■栄で出会った超絶美人のシングルマザー

 

ホテルのある栄の方が
ゲットへの導線は短くなる。

 

栄で必ず名古屋嬢をゲットする。

 

気持ちを新たに街に出ました。

 

栄にいる女性は歩くのがゆっくりで声をかけやすく
多くが友好的な反応を示してくれます。

 

声をかけをして粘って、
でも連れ出せなくてというのを繰り返しつつ、
すぐに切り替えて声掛けをつづけました。

 

栄に移動してから1時間が経過したころでした。

 

オアシス21から久屋大通公園の方に
信号を渡ろうとしている女性を発見。

 

遠目で見ると
美しい女性の雰囲気が漂っていました。

 

彼女に気付かれないように
地下鉄の出口に隠れて
信号が変わって彼女が横断歩道を渡るのを待ちました。

 

信号が変わり彼女が
こちら側に渡ってきたタイミングで
通行人を装い彼女とすれ違いました。

 

その時、一瞬、目が合ってしまいました。

 

普段はすれ違う時は
女性に気付かれないようにするのだけど。

 

まあいいや、これも声掛け時のネタにしようと。

 

彼女とすれ違って
引き返して
後ろから追い抜いて
彼女の方を振り返って声かけ。

 

「ねえ、こんばんは」

 

『こんばんは』

 

「目が合ったね?」

 

『え?』

 

「めっちゃ目が合ったよね?」

 

『気のせいだと思うよ』

 

反応が取れたことに
喜びを感じつつも、
彼女の顔面を確認しました。

 

これは!

 

めちゃめちゃ美人。

 

髪色はブラウンのロングヘアー
後ろで結んだポニーテール。

 

スマートな大人な女性の雰囲気のファッション。

 

背もそこそこ高く
推定身長163センチといったところか。

 

細身のパンツに
黒のヒール。

 

とりえず言えるのは
めちゃめちゃ美人。

 

そしてヒロのどストライクの顔立ち。

 

一気にテンションが上がりました。

 

「そんなおしゃれしてどこ行くの?飲みに行くの?」

 

『飲みに行くー』

 

「一人で?」

 

『うん、一人で。今日はみんなにフラれちゃってさ』

 

一人で飲み行く女か。

 

これはたぶん知り合いのバーとかに
行こうとするパターンかな?

 

でもいい、まずは連れ出しを目指して
トークを続けるべきだ。

 

「だよね。すごいお酒飲みたそうな顔してるもんね」

 

『うそー、わかるの?笑』

 

「すぐわかる。めっちゃ顔に出てるよ」

 

『えー?』

 

「俺も一人だからちょうどいいね」

 

『そうなん?』

 

「やけえ一緒に飲みに行こうか?」

 

どうだ?

 

『えー、でも今から行くところ、けっこう友達もいるとこだから微妙かも』

 

やっぱりそうだよな。

 

ひとりで飲みに行くという女は
知り合いのバーに行くと
相場が決まってる。

 

だけどそんな答えは想定内だ。

 

ここからひっくり返すのが
ナンパ師の真骨頂。

 

そのままトークを続けて
連れ出しを粘りつつ

 

自分が東京から出張で来ているという
自己開示を挟みつつ、

 

楽しい雰囲気での並行トークを続けました。

 

『お店、もうすぐそこだからさ』

 

くそ、諦めてはいけない。

 

こんな美人、そうそう巡り合えない。

 

「1杯だけ飲んだらすぐに出てくるんだよね?」

 

『あっ、でも私、子持ちだからね』

 

子持ちなのか?

 

こんなに美人が子持ちだとは。

 

だけど既婚者じゃなければOKだ。

 

そのまま平然と会話を続けました。

 

「知ってる知ってる」

 

『知ってるの?(笑)』

 

「大丈夫、やけえ、1杯飲んでお店から出てきたら連絡して」

 

『でもたぶん10時とかには帰るよ?』

 

「いまから1杯だけ飲んで、すぐに出てきて、
俺と10時まで飲むってことでしょ?」

 

『いやいや、また今度ね』

 

「とりあえずQRコードだして」

 

『えー?まじ?』

 

「まじまじ、名古屋には出張でよく来るからさあ」

 

『めちゃ強引じゃん』

 

「男らしくていいでしょ」

 

『たしかに、今どきは少ないよね、そういう強引な男の人って』

 

こんな流れで、
なんとかライン交換はできました。

 

すると、彼女の方から
質問が飛んできました。

 

『何歳なの?』

 

「俺?32歳」

 

『年下じゃん!私、お姉さんだから』

 

「えっ?いくつ?」

 

『今年35歳だよ』

 

35歳とは、
その風貌からは20代にしか見えませんでした。

 

受け答えがやたらと落ち着いていたので
20代後半かなと思っていましたが
まさか35歳とは驚きです。

 

ラインのアカウントを見ると
やたらとでかい男の人とのツーショット写真が
トップ画像に設定されていました。

 

「これって旦那?」

 

『これは子供』

 

「旦那いないの?」

 

『旦那はおらんよ』

 

「子供、でかくね?」

 

『息子はでかいよ、中3やでね』

 

「いやいや、中3にしてもでかいでしょ」

 

僕が驚いたのは
その子供の身体の大きさもよりも
彼女が中学3年生の息子を持つ
お母さんだということでした。

 

僕が中学3年生だとしたら
友達のお母さんがこんなにも美人だったら、
きっと惚れてしまうこと間違いなしだなと。

 

この友達と仲良くして
美人のお母さんに会いに行くために
この友達の家に遊びに行くんだろうなと。

 

かつて、プロ野球選手として
ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツで活躍した
ロベルトペタジーニは
友達のお母さんと結婚したらしいけど。

 

これだけ美人のお母さんだと
友達のお母さんに恋をするのもあり得るのかもしれない・・・

 

彼女のラインアカウントのトップ画像を見ながら
けしからん妄想を膨らませてしまいました。

 

いかんいかん、
いまはそんなことを考えている場合じゃない。

 

目の前の美女を口説くことに
全精力を傾けなければ。

 

「とりあえず今から飲むんでしょ?

俺は軽く飯食って、
ホテル戻って仕事してるからさあ、

バーから出てきたら連絡ちょうだい」

 

『うーん、今日はたぶんムリだよ。また今度ね』

 

「また今度って、俺は明日の朝、東京帰るからさあ」

 

『そうなの?じゃあ次に名古屋に来るときだね』

 

「とりあえず今日、バーでの飲みが終わったら連絡ちょうだいね」

 

『帰るねー、って送るね』

 

「帰るねー、じゃなくて、今から行くよ、って感じで」

 

『どうかなー』

 

「じゃあ楽しんできて」

 

ラインの交換までは行きましたが
この日にあうのは難しいかなと
この時は思いました。

 

最後は媚びた感じになってしまったし。

 

まあ仕方ないか。

 

バンゲだけしても意味ないし。

 

今日連れ出せなければ
ゲットはできないわけで。

 

美しすぎるシングルマザーのことは一旦忘れて
他のターゲットを探して
声かけを再開しました。

 

しかし、声かけを続けるも
バンゲまでが精一杯で
連れ出しまで至らず。

 

うーん、こうなったら
ダメもとでも何もしないよりはいいかなと思い、
先ほどの美人シングルマザーに
ラインを送ってみました。

 

「さっきはありがと、栄にいるからまた連絡してね」

 

これに対して
返信は期待していませんでした。

 

しかし、予想に反して
すぐに返信がありました。

 

『なんなら来る?○○っていうバーなんだけど』

 

なるほど、そういうことか。

 

彼女がホームとするバーに行って
果たして彼女を口説けるだろうか?

 

彼女の知り合いがいるお店に行ったところで
あちらの雰囲気に合わせて健全に飲むだけで
ゲットには到達できないのでは?

 

だったらストリートで
他の物件を狙った方が良いのでは?

 

そうやって思考を巡らせました。

 

しかし、
先ほどの美貌を兼ね備えた美女と
一緒に飲みたいという気持ちが勝りました。

 

そして、ラインを返信しました。

 

「あら?友達と一緒じゃないの?
とりあえず行こうかな」

 

すると、
ここでも予想に反した答えが返ってきました。

 

『それか、あと1杯飲んだらここ出るから、違うところで二人で飲む?』

 

おお、なんと。

 

向こうからの逆アポ打診。

 

しかもマンツーで。

 

ダメ元で送ったラインが
アポにつながるとは。

 

遠征先とはいえ
バンゲしておくものだなと実感しました。

 

テンションが上がるのを抑え
この後の展開を思案しました。

 

彼女からの逆アポ打診。

 

これは食いつきのある証拠。

 

年齢は35歳。

 

シングルマザー。

 

ということは
日常の中での出会いは少ないはず。

 

きっと、そいういうことを求めている。

 

口説かれることを楽しみたいと思っているし
夜の営みに対しての期待もあるはず。

 

しかし、
早く帰らないといけないと言いうのは
おそらく本当だと思う。

 

仕事の準備だとか
子供のお弁当の準備だとか
シングルマザーは忙しいはず。

 

だとしたら時短で仕上げなければならない。

 

居酒屋に行って距離を縮めるべきか?

 

直でホテルに行って
ホテルの部屋で飲みながら距離を縮めつつ
ゲットに持ち込むのか?

 

しかし、
直でホテルに誘うとドン引きされないか。

 

そんなつもりなら帰ると言い出さないか。

 

うーん・・・

 

どちらを採用するのが正解か?

 

非常に悩みました。

 

プルルルル。

 

スマホに着信が入りました。

 

先ほどのシングルマザーから。

 

『お店を出たよー。観覧車の下でいいのー?』

 

先ほどの並行トークの時とは
声のトーンが違う。

 

オンナの声になっている。

 

その声を聞いて
直ホ戦略で行くことを決めました。

 

それが一番、ゲットへの近道だと。

 

 

■超絶美人との楽しすぎるアポの時間

 

サンシャイン栄の観覧車の下で
彼女が来るのを待ちました。

 

『お待たせー』

 

彼女が笑顔で現れました。

 

それにしてもめっちゃ美人。

 

名古屋の最後の夜が楽しめそうだ。

 

「いえいえ、友達は良かったの?」

 

『今日は知った顔が少なかったし、
知り合いも別のグループで飲んでて盛り上がってたからね』

 

「そうなんだ」

 

『どこに行く?』

 

「そうだね、腹は減ってる?」

 

『まあ少しだけ』

 

「普通に居酒屋で飲むか、他のバーに行くか。
あっ、俺のホテルすぐ近くだから、部屋で静かに飲まない?」

 

『えー、普通に居酒屋でいいよー』

 

いま思えばもっと上手い誘い方があっただろうし
色んな理由付けをして粘れば
直接ホテルの部屋に連れ込むことも
できたのではと思うのですが。

 

美人のお姉さまを前に萎縮していたこともあり
彼女の言葉を鵜呑みにし
直ホ打診について一切粘ることなく
居酒屋への連れ出しにあっさりと変更してしまいました。

 

「そしたら、あっちによく行く居酒屋があるから、そこで飲もうか?」

 

『はーい』

 

これは連れ出しになるのか?

バンゲしてからの飲みだからアポになるのかな?

 

と、どうでもいいことを考えながら
名古屋在住時代に何度も利用した
ダイニングバーに向かいました。

 

L時のカップルシートを備えたこのお店で
何度お持ち帰りをしたことか。

 

個人的に
お中元やお歳暮を差し上げたいと思うぐらい
このお店にはお世話になりました。

 

名古屋から離れて1年が経っても
このお店に訪れることができて
しかも相手は超絶美人のお姉さんで
たまらなく嬉しい気持ちになりました。

 

残念ながら
お目当てのL字のカップルシートは
他のお客さんで埋まってました。

 

案内されたのは
4人掛けの対面のテーブルの個室。

 

しかし、
対面で座ろうとする僕に対し
彼女の方から思わぬ提案がありました。

 

『向かい合わせで座ると緊張しちゃうからさ、横並びで座らない?』

 

「あっ、はい」

 

さすがお姉さん。

 

とても自然な誘導。

 

彼女の意図はわかりませんが
わざわざ自分から横並びに座らせるというとこは
少なからず食いつきがあるということ。

 

やっぱり最初からホテルの部屋飲みに
押しこむべきだったのかなと
後悔の念がよぎりました。

 

しかし、最初からこれだけ
食いつきがあるということは
チャンスだということ。

 

ここから距離を縮めて
仕上げることに専念しようと
気持ちを切り替えました。

 

『かんぱーい』

 

僕はビールを
彼女はゆず蜜ハイボールを注文しました。

 

想像を絶する美女と一緒に飲むお酒は
最高に美味しいものですね。

 

しかも横並びに座ることで物理的な距離も近く
大人の女性の香りを
嗅覚で感じることができました。

 

彼女の外見はどう見ても20代。

 

しかし会話の節々からは
大人の女性の落ち着きが感じられました。

 

会話の流れはセオリー通り。

 

浅い話から順を追って
彼女の情報を引き出すことにしました。

 

 

彼女は35歳のシングルマザーで
中学3年生の子供がいる。

 

20歳の時に出産。

 

結婚したが別れて今はシングルマザー。

 

仕事は事務職をしていたが
数年前に美容系の仕事に転職したとのこと。

 

なるほど、
その美貌は美容業界で勤めているからなのか。

 

会話が温まってきたところで
恋愛トークも引き出しました。

 

「いまは彼氏作ったりはしないの?」

 

『子供が成人するまでは作らないって決めてるの。
今は子供が一番大切だから』

 

『でも、子供が成人してひとり立ちしたら、
素敵な出会いがあるといいなって思ってるよ。

ずっと一人で生きていくのは、さすがに寂しいじゃない?』

 

会話の節々から
彼女の女性としての優しさや
人間的な強さを感じました。

 

ナンパをしていると
シングルの女性を連れ出すことも
それなりの頻度で発生するのですが、

 

そういった女性の多くが
どこか自暴自棄であったり
情緒不安定であったりするのですが、

 

彼女にはそういった面が
見受けられませんでした。

 

子供に対する愛情も感じられたし
女性としての強さも感じられました。

 

それでいて

僕と飲んでいるこの時間に関しては
大人の女性の立ち振る舞いというか
デートを楽しむ男と女という
雰囲気を作ってくれていました。

 

彼女も僕に対して
たくさん質問をしてくれて
終始笑顔にあふれた時間でした。

 

自然流れで手と手を触れ合わせたり
肩に手を置いたり。

 

心の距離も体の距離も
少しずつ近づいているように感じました。

 

頃合いを見計らって
彼女の肩に手を回すと
僕の方にもたれかかってきました。

 

年齢は35歳、
たとえ大人の女性であったとしても
根本の部分はいつまでも女の子だし
甘えたいという気持ちはあるみたいですね。

 

僕の方が年下ではありますが
彼女を包み込みような
大人のオトコの立ち振る舞いを意識しました。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ去って
ダイニングバーに入ってから1時間が経過。

 

ヤバい、思いのほかに時間が経過してしまった。

 

しかし、時間を忘れるぐらい
楽しい時間でした。

 

「そろそろ行こうか?」

 

『うん、楽しかった』

 

 

■最後の山場、大人の口づけとホテル前での攻防

 

お会計を済ませ
お店の外に出ました。

 

人通りのない通りで
彼女をぎゅっと抱きしめて
そっとキスをしました。

 

彼女も笑顔で応じてくれました。

 

こんなにもドキドキしたのは
久しぶりでした。

 

それぐらい彼女は美人でした。

 

内面も魅力的で
純粋にもっと一緒にいたいと思いました。

 

高ぶる感情を抑え、
冷静に現状を分析しました。

 

うむ、即への流れはできている。

 

懸念されるのは時間だけだ。

 

ここを崩すには
感情に訴えて押しこむしかない。

 

とりあえずホテルの前まで行って
そこでいかに口説けるかが勝負だ。

 

名古屋遠征、最後の山場。

 

ここでゴールをきめることができるのかどうか。

 

ダイニングバーからホテルまで
ほとんど距離はありません。

 

彼女の手を引っ張って
歩くこと僅か3分、
ホテルの前に到着しました。

 

僕は、
手を繋いだまま
何も言わずにホテルに入ろうとしました。

 

しかし、彼女は足を止めました。

 

『だめ』

 

「入るよ」

 

『今日はダメなの』

 

「○○と一緒にいたい」

 

『今日は帰らないといけないの』

 

「1時間だけ、約束するから」

 

『だって、帰れなくなっちゃう』

 

「嫌がるようなことはしないからさ」

 

『でも・・・』

 

その場で彼女をぎゅっと抱きしめ
再び、口づけを交わしました。

 

彼女もそれに応じてきました。

 

舌を絡めてくる彼女。

 

唇を離し
今度は優しく彼女を包み込むように抱きしめて
頭を撫でてあげて。

 

耳元で囁くように言いました。

 

「あと少しだけ、二人だけでゆっくりしよ」

 

彼女は僕の胸に顔をうずめながら答えました。

 

『ダメ、本当に帰れなくなっちゃう』

 

「心配しないで、ちゃんと送るから」

 

『ねえ、今度じゃダメ?今度ゆっくり時間作って会おうよ。今日はどうしても帰らないといけないの』

 

「うーん・・・」

 

ホテル前での攻防もむなしく、
彼女をホテルクローズすることはできませんでした。

 

このまま粘っても良いことは無いと思い
必要以上に粘ることはせず
彼女を放流することを決めました。

 

「わかった、また今度、ちゃんと時間があるときにね」

 

『うん、また今度、ちゃんと時間があるときがいい』

 

これだけの食いつきを感じながらも
口説けなかったことは無念でした。

 

しかし、こればかりは仕方ない。

 

ここまでの段取り、トーク、立ち振る舞い。

 

それに対する彼女の行動が全てを物語っています。

 

ホテルクローズはできず、負け。

 

しかし、真のプロフェッショナルは
負けた時でも堂々としているのもだという
世界の王貞治の言葉を思い出し
最後まで紳士的な立ち振る舞いを心がけました。

 

そして、
優しく彼女の手を握って
地下鉄の栄駅まで歩いて行きました。

 

「今日はありがとう楽しかった」

 

『こちらこそ、声をかけてくれてありがとう。私も楽しかった』

 

お互いに感謝の気持ちを伝えあい
再び熱い抱擁を交わし
濃厚なキスをしてお別れしました。

 

美人過ぎるシングルマザーとのアポは
こうして幕を閉じました。

 

彼女と別れた後
1時間ほど声かけを継続しましたが
日曜夜の栄は人通りが少なく、
23時を過ぎるとターゲットを見つけるのにも
一苦労という状況でした。

 

翌朝の新幹線で帰らないといけないので
日付が変わったところでタイムアップ。

 

こうして名古屋ナンパ遠征の最終日は
終わりを迎えました。

 

最終日の結果は
1アポ、2連れ出し、0ゲット。

 

最後に連れ出したシングルマザーは
これまでナンパで連れ出した女性の中でも
最上級ランクの物件でした。

 

本当に美しかったし
会話も上手で一緒にいて楽しかった。

 

それだけに、
ゲットできなかったことが
悔しく思いました。

 

やっぱり、
最初からホテルの部屋に連れ出すように
話を進めていけばよかったのかなと。

 

それか、
居酒屋での時間をあと30分早く切り上げて
早めのホテル打診をしたらよかったのかなと。

 

いずれにしても後の祭りで。

 

ゲットできなかったということは
ナンパ師として未熟だということを
突き付けられた結果になりました。

 

しかし、彼女と一緒にお酒を飲んでいる時間は
本当に楽しかったし、
2軒、3軒とハシゴして
飲み歩いても楽しかったんだろうなとも思いました。

 

ゲットを目指して
ナンパをしているのだけれども
それ以外の部分にも
楽しみを見出している自分もいて。

 

ナンパ師としては甘々な感じですけれど、
それはそれでありなのかなと。

 

 

■名古屋ナンパ遠征総括

 

3日間の累計は
4連れ出し、1アポ、0ゲット。

 

その内訳で、
3人はキスまでしたし、
1人はホテルクローズまで行きました。

(人妻ということでクロージング後に撤退)

 

ホテルの部屋に連れ込だ後に
金銭交渉を持ち掛けられたのもあったし

 

連れ出した女が酔っ払って
突然逆ギレされた件もありました。

 

3泊して0ゲットという
不甲斐ない結果に終わりましたが
人生初の特異な体験とも遭遇し
振り返れば有意義な3日間でした。

 

 

今回はナンパ遠征ということで
名古屋で3泊しましたが、

 

名古屋の女の子は
東京や大阪に比べ反応が良く
ナンパをするには良い街だと思います。

 

味噌カツや手羽先、
味噌煮込みうどんやひつまぶしなど
名古屋料理もおいしいので、

 

ナンパをするかどうかに関わらず、
是非、機会があれば
名古屋を訪れてみてほしいと思います。

 

10年以上住んだ土地ということで
個人的な愛着もありますし、
都会すぎず田舎すぎず
非常に住みやすい街だったなと思ってます。

 

 

また、今回は初めてナンパ遠征というのを
してみましたが
正直、めちゃめちゃ楽しいですね。

 

今回は馴染みのある名古屋に行きましたが
今度は別の土地に出向いて
地方ナンパを敢行して見たいなと思いました。

 

東北地方は美人が多いと聞いたので
秋田や仙台などに進出してみるのも
面白いかなと思いましたし。

 

博多には九州美人が多いし
料理もおいしいみたいなので
九州遠征もしてみたいなと思いました。

 

その時はしっかりと結果を残せるように
東京で修行し直そうと思います。