こんにちは、ヒロです。

 

僕はナンパで女の子に声をかけるときは
外見が最低ラインをクリアしている女性を
片っ端から声をかけていきます。

 

声をかけて、反応してくれた人の中で
話した感じがちゃんとしてそうな人だったら飲みに誘います。

 

ただし、ほんの数分話をしただけだと
実際にどんな人なのかはっきりとは分かりません。

 

外見だけを頼りに無差別で声掛けをしているので
一定数、変わった女性と遭遇することはあり得ます。

 

僕は可愛い女の子と飲めるだけでけっこう楽しいので
外見がきれいだと連れだそうと頑張ります。

 

外見がきれいな人は
身なりに気を使っているので
人としてもちゃんとしている可能性が高いですし。

 

ただし、例外もあるということを
思い知らされた事例がありました・・・

 

 

 

昨年の11月、名古屋の繁華街、栄で
ナンパをしていました。

 

20時ごろから開始し、
1時間ぐらい声掛けを続け
フットサル帰りのOLさんを居酒屋に連れ出し。

 

2時間ほど飲んで自宅に誘うも
あっけなく断られ、一人立ち尽くす。

 

時刻は23時30分。

 

土曜の夜をこのまま終わるわけにはいかないと
声掛けを再開しました。

 

24時ごろ、
錦のキャバクラ街の方から
道路を横断してくる女性を発見。

 

黒髪のロングヘアー

身長は165センチぐらい

黒のパンツ

すらっとした体形

整った顔立ち

 

美人だったので一瞬ビビりそうになりましたが
勇気を出して声をかけました。

 

「お疲れ、今飲み帰りなんだけど
もう少し飲みたいから、一緒に飲もー!」

 

女性は歩みを止めず
にやにやと笑っています。

 

『よく私に声をかけたね~』

 

「いや、めっちゃキレイで、めっちゃタイプだったからさあ」

 

『ありがと~』

 

「どこいくの?」

 

『知り合いのバーで飲もうかなと思って』

 

「何の帰り?合コン?」

 

『仕事だよ』

 

「何の仕事してるの?キャバ?」

 

『違うし、エステ』

 

「そうなんだ、一緒に楽しく飲んで疲れふっとばそ!」

 

『バー、一緒に行く?』

 

「まあいいよ」

 

女性が一人で行くバーというのは
店員の男性と知り合いというケースがほとんどで
向こうのホームになるので
あまり乗り気ではありませんでした。

 

でも、今回はその子と一緒に飲むには
向こうの要求をのむしかなさそうだったので
渋々ですが向こうの意向通り
バーに行くことにしました。

 

ここまでは、
普段ナンパしてても
十分にあり得ることでした。

 

向こうのホームに乗り込んで
どうやって口説いていこうか
一生懸命考えながらバーに向かいました。

 

しかし、その後の展開は
思いもよらぬものでした。

 

 

バーに到着し
ビールを頼んで乾杯しました。

 

お酒は強いと言っていたので
これは楽しく飲めるかなと期待していました。

 

なにより、外見は奇麗なので
連れ出したことに一定の満足感がありました。

 

 

飲み始めて15分もたっていないときに
女性の方から切り出してきました。

 

 

『私に声をかけてすごいね、私とエッチしたいの?』

 

「えっ?? 」

 

なんだ、この直球は!!

 

『私、セックス超うまいよ!』

 

「へ~、そうなんだ、」

 

いつもは自分が女性を口説こうと
思考をめぐらして言葉を選んで
女性を誘うのですが。

 

こうやって女性の方から
エロ系トークをされることはほとんどありません。

 

セックスに誘われることなんて
まず、ありません。

 

僕が動揺してるのを知ってか知らずか、
この女性は続けざまに直球を投げ込んできます。

 

『ホテルいこ~よぉ、ホテルいこ~よぉ。エッチしよ~』

 

まじか~
てか、なんだこの女は・・・

 

女性と接したくてナンパをしているけれど
こうもオープンに来られると、
ちょっと引いてしまいます。

 

『私おっぱいもおっきんだよ~、ほら、触って、Fカップ』

 

そういって、バーのカウンターにもかかわらず
乳房を僕の腕に押し付けてきます。

 

たとえ体を許していいと思っても
表向きは迷ってる姿を見せたり
女性らしい恥じらいを見せてほしいものです。

 

しかし、誘われておいて逃げるのは負けだと思い、
彼女の誘いに応じることにしました。

 

「ホテル行くんならうちに来なよ、そっちんが朝もゆっくりできるし」

 

『うんー、行くいく~』

 

ここで、お持ち帰りが確定しました。

 

お持ち帰りといってよいのだろうか・・・

 

正直、あまり乗り気ではありませんでしたが、
自分から声をかけて飲みに誘っておいて
女性からの逆オファーを断るのもどうなのかと思ったし。

 

なにより男としてヤらなければならない使命感というか
男精力が試されているような気がしました。

 

とにかくやるしかない。

 

そう思いました。

 

タクシーを止め、
乗務員に自宅の住所を伝えると
タクシーは走り出しました。

 

すると、突然、
隣り座っている女性が
唇を重ねてきました。

 

まじかー

 

超積極的。

 

まぁ、それはそうだよな。
自分からセックス誘うぐらいだから。

 

同じぐらいのタイミングで
タクシーの運転手さんもこちらに話しかけてきます。

 

「あの~、私、昨日鳥取から出てきたばかりでして
名古屋の道はまだ詳しくないのでですね~
ところどころでナビしてもらえないでしょうか?」

 

まじか~、しっかり運転してくれよと思いつつ、

 

「わかりました、案内します」

 

と答えました。

 

運転手さんと会話をしている時も、
女性は僕の首筋やら耳やらを舐めてきます。

 

そしてだんだんとエスカレートしてきて、
タクシーの中にも関わらず
僕の上にまたがってきました。

 

いやいや、マジで勘弁してくれ。

 

運転手さんも
後部座席で客がこんなことしてたら
運転に集中できないだろうし。

 

しかも昨日鳥取から出てきたばかりで
こちらの道に慣れてないのに・・・

 

事故られても困る。

 

まだ死にたくない・・・

 

そう思って、女性を引きはがし
隣の座席に落ち着かせました。

 

その後も、さすがにまたがってくるのはやめましたが
しきりにキスをせがんできます。

 

キスぐらいならいいかなと思うのですが
この時、もう一つの問題が発覚しました。

 

女性の口がたまらなく臭い・・・

 

口臭、半端ない・・・

 

正直、かなり苦痛でした。

 

見た目がきれいだっただけに
ショックでした。

 

タクシーを途中で止めて
降りることも考えました。

 

しかし、男精力が試されていると、
ここで降ろしたら負けだと思い、
そのまま自宅に向かいました。

 

自宅付近のコンビニでお酒を買って、
コンビニから家まで数百メートルは
歩いて行くことにしました。

 

僕自身がもっと酔わなきゃヤれそうにない。

 

かなり弱気でした。

 

コンビニから家まで歩いている途中、
さらなる驚きの発言が飛んできました。

 

『さきに言っとくけど、うち、今ノーパンやでね』

 

「はっ?」

 

『ノーパン、ノーブラやで』

 

「マジで言ってんの?」

 

なんってことだ。

 

ランジェリーを着用するのは
人として当たり前のことではないのだろうか・・・

 

それとも、この女性は
ランジェリーつけるという
家庭教育を受けてこなかったのだろうか?

 

混乱しつつ

 

「なんでノーパンなの?」

 

と聞くと

 

『すーすーして気持ちいいよ』

 

とお答えいただきました。

 

なんてこった、
なんなんだ。

 

外見だけ見たらキレイなのに
何も聞かなければ
一緒に歩くことを自慢できるような女性なのに。

 

なのになぜ・・・

 

ノーパン、ノーブラ・・・

 

マニアックな人だったら興奮するのかもしれませんが
僕は女性には女性らしくあってほしいと思っています。

 

ランジェリーは着用してほしいと願うのは当然ではないでしょうか・・・

 

自宅に到着し、
とりあえず買ってきたお酒を開けました。

 

僕の恋愛偏差値では
この状況が理解できませんでした。

 

とりあえず飲むしかない。

 

と思ったのですが、
缶ビールに一口飲んだところで
女性の方から抱きついてきました。

 

これはヤるしかなさそうだ。

 

口臭はきついが仕方ない・・・

 

彼女の求めに応じるように
キスをし、胸をモミ、服を脱がしていきました。

 

スボンを下すと
確かに、ノーパンでした。

 

さらに、パイパンでした。

 

シャツを脱がすと
確かにノーブラでした。

 

Fカップという巨大な乳は
無様なまでに垂れ下がっていました。

 

そして、腰回りには見事にぜい肉がくっついていて
色気のかけらもありませんでした。

 

負けたらだめだ。

 

そうやって自分に言い聞かせましたが
息子は一向に反応しませんでした。

 

早く目を覚ませ!
立ち合がれ

 

そう叫んでも
ふにゃふにゃと眠ったままでした。

 

彼女はノリノリで求めてきます。

 

しかし、もう無理でした。

 

口臭に対する我慢も限界でした。

 

そして、まったく立ち上がらない息子に
見切りをつけました。

 

「ごめん、無理だ、今日はやめよう」

 

すると、彼女の表情が一変し
途端に僕をディスり始めました。

 

『勃たないとかサイテー』

 

『ほんと信じられん』

 

『男として価値がない、なんで誘ったのよ』

 

いやいや、たしかに飲みには誘ったけど
ベッドに誘ったのはあんただろ。

 

心の中でそう呟きましたが
勃たなかったことが彼女のプライドを
傷つけたのかなとも思いました。

 

その後も延々とわめく彼女に腹が立ち、
タクシーを呼んで
帰りのタクシー代を渡して返しました。

 

僕がタクシー会社に電話をすると
彼女の態度が豹変し

 

『ごねんね、ヒロ君ごめん』

 

と泣きついてきましたが
その豹変した態度にも腹が立ちました。

 

というか、いったい何なんだ、この女は。

 

メンヘラとはこういう女性のことをいうのかと
この時初めて知りました。

 

タクシーにのせてそのまま返せばよかったのですが
なぜかタクシー代も渡してしまいました。

 

プライドを傷つけてからという
お詫びの気持ちもあったのかもしれません。

 

彼女が去った後、
残ったお酒を一人で飲んで
気が付いたらソファで眠りについていました。

 

 

僕は女性には女性らしくあってほしいと思います。

 

女性らしさがあるからこそ
乱れた姿ら艶めかしいのであって。

 

どんなにパーツが整っていても
女性らしさがなければ、
そこに価値は見いだせないのではないでしょうか。

 

彼女とは連絡先を交換せずに別れました。
二度と会うことはないでしょう。

 

ナンパをしていると、
素敵な女性と出会う反面
一定数、変わった女性と出会うのも事実です。

 

正直、きつかったし
途中で放流すればよかったなと思いましたが
いまとなっては話のネタになるので
まあよかったのかなとも思ってます。

 

ただし、次、同じような女性と遭遇した時は
すぐに放流して次を探すのでしょうけどね。