こんにちは、ヒロです。

 

年が変わってからは
仕事が忙しかったり
風邪を引いて寝込んだりで
なかなかナンパにでれていませんでした。

 

最近はながらナンパでバンゲする程度でしたが
先日、新宿に行く用事があり
夕方には用事が済んだので
久々にがっつりストリートに出ることにしました。

 

土曜日の新宿、時刻は20時。

 

人通りが多く、
街は寒さを吹き飛ばす賑わいを見せてくれます。

 

せっかく寒い中ナンパをするのだから、
中途半端な女性には声をかけたくない。

 

本当にかわいい女の子に狙いを絞って声かけを始めました。

 

久々のナンパは本当に楽しく感じられました。

 

女の子に声をかけて会話をする。

 

普段、日常生活では出会うことができない
本当にかわいい女の子が笑顔で対応してくれる。

 

その笑顔を見るだけで
声をかけるのが楽しくなってきます。

 

「ナンパのモチベーションが続かない」

とか

「成果が出ないとモチベーションが下がってしまう」

っていう人が
けっこう多いと思うんですが。

 

そういう人って
なんていうかストイックに考えすぎだと思うんですよね。

 

街に出て女の子に声をかける。

 

そこではもちろん

会話をしてくれることもあれば
無視されることもあるし、

バンゲや連れ出しができることもあれば
断られることもあります。

 

確率でいえば
声をかけて断られることの方が多いです。

 

でも、声をかければ
少しの間ですが女の子と会話ができます。

 

笑顔を返してくれる女性はたくさんいます。

 

声をかけたからこそ
その素敵な笑顔を見ることができるのであって。

 

声をかけたからそこ、
少しの間でも本当にかわいい女の子と
会話ができるのであって。

 

そうやって少しの間でも
可愛い女の子の笑顔を見れたり
会話することができるのって
楽しくないですか?

 

たしかに、
バンゲや連れ出しができないと悔しいですよね?

 

でも、笑顔を見れたり会話ができたりという
その瞬間瞬間に喜びを感じれるようになると
ナンパが楽しくて仕方なくなるというか、
その笑顔を見る為に声をかけたくなると思うんですよね。

 

僕は上記の考え方でナンパをしているので
ナンパ自体が本当に楽しいですし、
完ソロでも全然気にせずナンパを
続けることができてるんだと思います。

 

 

少し脱線しましたが、
こんな感じでかわいい子に狙いを絞って
声かけを続けていました。

 

しかし、
会話はできるけど成果にはつながらず、
気がつけば2時間近くが経過していました。

 

この時期に2時間も外を歩き回ってると
さすがに身体も冷えてきます。

 

「いい加減、そろそろ連れ出したいな」

 

そう思っていた矢先でした。

 

西武新宿駅付近からガード下方面に歩く
一人の女性を発見しました。

 

身長は低め。

髪は黒髪のセミロング。

カジュアルなファッション。

 

欅坂46のような清楚な雰囲気を漂わせ
ゆっくりとした歩調で歩いています。

 

これは行くしかない。

 

後ろから追い抜いて声かけ。

 

「ねえねえ、めっちゃ寒そうな顔してんじゃん?」

 

こちらを向く彼女。

 

至近距離で顔面確認すると
めーちゃめーちゃ可愛いことが発覚。

 

乃木坂46の菅井友香にそっくりな
清楚でかわいらしい雰囲気。

 

これは相当可愛いぞ!!

 

テンションが一気に高まるのを抑えながら
会話を続けました。

 

「いま仕事帰りなんだけど、一緒に飲みに行かない?」

 

『帰るとこなんです』

 

「なに、バイト帰り?」

 

『いや、働いてますよ』

 

「うそ?働いてるの?高校生かと思った」

 

『そんなわけないじゃないですか笑』

 

「だよね、でも仕事帰りだから腹減ってるでしょ」

 

『う~ん、いまからバイト入れようかと思ってて』

 

「この時間からバイト?」

 

『う~ん、でも今日は無さそうかな・・・』

 

「バイトするかどうかも飲みに行ってから考えればいいじゃん?」

 

『なに食べに行くんですか?』

 

「あ~、焼き鳥。というか串焼きかな。」

 

『串焼きいいですね』

 

「じゃあ仕事頑張っただろうし、今日は串焼き食べようっか」

 

『串焼き食べたいから行く!!』

 

「単純かよ!メシにつられる女じゃん」

 

『えへへ』

 

ということで連れ出しの承諾をいただきました。

 

欅坂46の菅井友香に激似の美女を連れ出せて
胸の高鳴りがおさまりません。

 

しかしここで相手を褒めたり見上げてしまったら
ザコ扱いされるのは目に見えてるので
少しチャラい遊んでる雰囲気の男を演じることを
意識してアポに挑みました。

 

会場は毎度おなじみ
大衆居酒屋、串タロー。

 

カウンター席に座り
僕はビール、彼女はハイボールを注文しました。

 

『かんぱーい』

 

目の前に座るアイドル級の美女。

 

まっすぐな瞳。

真っ白で透き通るように透明な肌。

プルプルに潤った唇。

余計な脂肪がついていないであろう
細身のカラダ。

 

そこに存在するだけで
周囲の視線がくぎ付けになるような
価値の高さを放っていました。

 

その高価な女性と
偶然街で知り合って
こうして盃を交わす喜び。

 

ナンパの可能性を再確認しながら
美味しくビールを流し込みました。

 

彼女のスペックを聞きだすと

 

出身の23歳の調理師。

 

専門学校を卒業後、
1年間フランスで働いていたが
いまは帰国して代官山で働いている。

 

高級なレストランの調理師で
お客さんは有名人や社長さんも多数来店。

 

高校時代はサッカー部のマネをしていて
現役日本代表の選手ともつながり有り。

 

なるほど、経歴も申し分なし。

 

しかしこちらもナンパ師。

 

海外で働いていようが
日本代表に知り合いがいようが
驚いた表情を見せたら負けだと思い
淡々と話を聞きました。

 

「昼間も仕事して夜もバイトして働き者だね」

 

と伝えると
どうやら昼間の給料が安いから
時間が空く日は夜もバイトを入れるとのことでした。

 

僕はてっきり
キャバクラやガールズバーかと思ったのですが、
それとは違うらしくて。

 

『ギャラ飲みって知ってます?』

 

「ギャラ飲み?」

 

なんじゃそりゃ?
全然知らんし。

 

詳しく聞いてみると、

登録制のバイトで、
男性の飲み会に女性が参加すれば
その女性にギャラ(給料)が発生するという仕組みらしくて。

 

派遣のコンパニオンに近いようなイメージみたいですが
ただ単に飲み会に参加して
楽しく話をするだけでお金をもらえるから楽ちんとのこと。

 

ギャラの相場は1時間5千~1万円ぐらいで
かなり費用対効果が高いバイトとのことです。

 

なるほど、世の中にはこんなサービスができているとは。

 

一つの知識が増えました。

 

『ギャラ飲みしたらナンパしなくても女の子と飲めるんだよ』

 

と余計なアドバイスをもらいましたが
丁重にお断りしておきました。

 

恋愛の方はというと
3年間付き合った彼氏がいたが
自然消滅的な感じで別れてしまった。

 

言い寄ってくる男性はいるけど
あまり魅力的ではない。

 

「ギャラ飲みの仕事してるんだったら、そこで出会いとかないの?」

 

と聞いてみると

 

『ギャラ飲みを頼むような男性に興味はない』

 

と一蹴。

 

そりゃそうだよな。

 

お金を払って女の子を頼むってことは
女の子に困ってる非モテくんですって
自分で言ってるようなもんだもんな。

 

キャバクラ通いをしていた
過去の非モテの自分の姿と重ね合わせてしましました。

 

いまは40代の経営者さんに恋をしているとのことで
何度か食事にも行ったとのことです。

 

「その人とは関係、持ってないの?」

 

と聞いてみると

間髪入れずに

 

『なにもしてないよ。食事に行くだけ』

 

と答えました。

 

が、少しだけ間を置いて

 

『キスだけはした』

 

とはにかむように答え直してくれました。

 

うむ。

 

これは絶対にキスだけではないな。
99%関係を持っている。

 

彼女の表情からは
そう読み取れました。

 

 

翌日の仕事の予定を聞くと
朝も早いみたいで
4時に起きて5時には家を出て
職場に向かわなければならないとのこと。

 

翌朝は早いのか。

 

お持ち帰りは難しいか?

 

いや、ここで負けたらダメだ。

 

勝つか負けるかはわからんが
勝負しなければ前に進めない。

 

そんなことを頭を巡らせながら
彼女とのトークを継続しました。

 

 

居酒屋に入ってから1時間が経過。

 

だらだら長居しても意味がないと思い、

 

『行こうか』

 

と言って、会計を済ませました。

 

彼女の表情からは

 

「もう行くの?」

 

という感情が読み取れました。

 

店を出て手を握ると
彼女は黙って握り返してきました。

 

高まる鼓動、
期待に股間を膨らませ
次の展開を思案しました。

 

ホテルの前まで黙って歩いて行くか
自宅に打診するか。

 

僕が選んだのは後者でした。

 

「ウチ、来る?」

 

『いや、今日は帰ります。明日も早いし、帰れなくなっちゃう』

 

「そしたら、家、行っていい?」

 

『それはダメ』

 

うむ。

 

そのまま小田急の入り口まで歩いて行き、
彼女とは別れました。

 

「気を付けて帰ってね」

 

『うん、ありがとう、楽しかったよ』

 

彼女の後姿を見送る
哀れなアラサー男。

 

別れ際の彼女の目は

 

「もっとうまく誘ってくれたら、カラダを許してあげたのに、残念でしたね・・・」

 

そう言っているように感じました。

 

強い否定は感じられなかった。

 

若干の食いつきは感じられた。

 

しかし、何の工夫もないアラサー男のお誘いを
アイドル級の美女はさらりとかわし
改札の中に消えていきました。

 

 

翌朝の仕事が早いのは本当だと思います。

 

ムリさせたら悪いなという思いもありました。

 

だけど、それでも俺と一緒にいたいと思えば
一夜を共に過ごしたはず。

 

手をつないだ瞬間の
彼女の甘ったるい表情は
はっきりと見て取ることができました。

 

そのまま黙ってホテルの前まで歩いて行けば
ホテルで夜を明かし、
ホテルから出勤すると言うことも
選択肢としてはあったと思うし。

 

もちろん、ホテルに向かうように仕向けたからと言って
結果がどうなったかはわからないけれど
違った展開が期待できたのではないかなと。

 

とにかく、悔しさの残る一戦となりました。

 

一瞬の判断の誤りで
天国か地獄かが分かれてしまう。

 

今回は、新宿大ガード西交差点での自身の判断が、
天国と地獄を分けたポイントだったように思います。

 

帰宅後、彼女から一通のラインが届きました。

 

『今日はごちそうさまでした。ありがとうございました。』

 

社交辞令なのか、
再戦のチャンスの提示なのか、
定かではありませんが。

 

もし可能であるならば
近日中にアポを取り付けて
リベンジを果たしたいと思います。

 

負けた悔しさが人を成長させてくれる。

 

これで自分が成長できるのならば
今回の負けは負けじゃなくなる。

 

そう信じて
今後のナンパ活動を精進していこうと考えています。