こんにちは、ヒロです。

 

先日、ひょんなことから
商社で営業経験がある方と
建築関係の現場監督をされている方と
お酒を飲む機会がありました。

 

最初は男だけで飲んでたのですが
僕がナンパをしている話をすると
二人とも興味をもってくれて
一緒にやってみることになりました。

 

お二人とも特別イケメンというわけではなく
かといってブサメンでもなく
服装には気を使っている感じで
雰囲気イケメンという印象でした。

(上から目線でスミマセン)

 

女性経験はそれなりにあるみたいで
男だけで飲んでいる時も
会話のテンポや冗談の絡め方が
とても上手で楽しく飲んでいました。

 

で、ナンパをしようとなったのですが
僕の経験上、ナンパをしてみようという話になっても
最初からガンガン声をかけたり
楽しく会話できる人はほとんどいません。

 

ほとんどの男性は
路上を歩く女性に

突拍子もなく声をかける勇気は
持ち合わせていないし、

そのハードルの高さに諦めてしまう人がほとんどです。

 

しかし、この二人は違いました。

 

 

最初、

 

「こんな感じで声をかけるんですよ~」

 

と僕が見本を見せたときは

 

「まじすげー」

 

っていって驚いていたのに

次の瞬間には
元商社営業マンが3人組の女の子に
声をかけていました。

 

「いや、あんたの方がすげーぞ!」

 

あまりの行動の速さに驚きました。

 

会話の内容を聞いてみると
女性の持ち物や服装を切り口に会話を展開し
適度にイジったり冗談を言ったりして
女性たちを笑顔にしていました。

 

並行トーク(歩きながらのトーク)ではなくて
女性3人とも立ち止まって
彼と会話をしていました。

 

女性を立ち止まらせるってのは結構レベルが高くて
ナンパを無視するすべを身に着けている彼女たちは
どうでもいい男に僅かな時間であっても
費やすことを極端に嫌います。

 

そんななか3人の女を立ち止まらせて
笑顔にさせている彼のトーク力は
目を見張るものがありました。

 

その3人組の女の子たちは
そのうちに1人の彼氏と出会ってしまい
どこかに去って行ったので
バンゲも連れ出しもできませんでしたが・・・

 

女性との会話が
なんとなく雑談ばかりしているように感じたので

 

「もう少し適度に連れ出しの誘いを組み込んでもいいと思いますよ」

 

とアドバイスのつもりで彼に伝えると

 

「いや、でもまずは女の子たちに楽しい雰囲気を
感じてもらうのが先かなと思って」

と答えてくれました。

 

たしかに!!

 

この視点はナンパをするうえでとても大切だなと。

 

ナンパでなかなか女性を連れ出せない人って

 

「飲みにいこーよ」

 

「お願いー」

 

「頼むから行こうよ」

 

という感じで
乞食のように自分の意向ばかりを
伝える傾向があると思います。

 

これだと、
女性からしたら、しつこい印象を受けるし
ナンパについていくメリットが感じられません。

 

でも、会話をしていて楽しい人とは
それ自体がメリットだし
自然と一緒に飲みに行きたいと
思うようになると思います。

 

先に楽しく会話で盛り上げておいて
ある程度盛り上がった段階で飲みに誘う。

 

そっちの方が絶対に
連れ出し率は上がると思います。

 

さすが、元商社営業マン!!

 

顧客の心理をよくわかっている!!

 

その後、別の2人組の女の子に声をかけて
15分ぐらい立ち話で会話をして
連絡先の交換にまでこぎつけました。

 

バーなどの店内でのナンパは
したことがあったみたいですが
ストリートは初めてだと言っていました。

 

しかし、初ストとは思えない
キレキレのトークでした。

 

 

もう一人の建築関係の仕事をされている方も

 

「なんて声かけたらよいかわからない」

 

と躊躇していたのですが

 

「それだったら、

『こんにちは、ナンパなんですけど、
飲みに誘ってもいいですか?』

って感じで話せばいいんじゃないですか?」

 

僕がとアドバイスをすると
本当にそのままのフレーズで声をかけていました。

 

そしたら女性は爆笑していて会話を続けていました。

 

バンゲも連れ出しもできませんでしたが

 

「ナンパでも普通に会話してくれるんだね~」

 

と、新たな発見をしたかのように
感慨深く話していました。

 

 

今回、この二人と一緒にナンパをして
いろいろな発見がありました。

 

まず行動の速さと素直さです。

 

先ほども言いましが、
ナンパをしてみたいと口では言いつつも
実際に行動できない人がほとんどです。

 

僕の身近な友達に
僕がナンパをする姿を見せても

 

「やっぱ俺には無理」

 

といって声掛けに躊躇してしまいます。

 

しかし、この二人のスピード感は半端じゃありませんでした。

 

僕の手本を見るとすぐに
ご自身でターゲットを見つけて
まったく躊躇なく声をかけていました。

 

こういうフレーズで言ったらいいですよと伝えると
本当にそのまま素直にそのフレーズを言っていました。

 

無視されたらどうしよう・・・

 

とか

 

予定があるかもしれない・・・

 

多くの人が口に出すような
女性に声をかけられない言い訳
を一切口にすることなく
猪突猛進で声をかけていました。

 

男同士で飲んでいる時は

 

「ほんとにうまくいくの?」

 

と多少は怪訝そうな感じでしたが
現場に出たときに
そんな発想は消え去っていたようでした。

 

また、

女性を楽しませる

ということも
今回、僕自身も再認識したことでした。

 

女性がナンパについていくのは
女性にとってメリットがあるからで
ナンパの現場での最大のメリットは
楽しさだと思うんです。

 

また、楽しそうな雰囲気の人だと
疑わなくなるというか
不信を払拭し信用できそうに
感じるものだと思います。

 

まずは全力で楽しませること
その結果、女性が付いてくること。

 

これが大切だと。

 

そして、女性の持ち物や服装をよく観察し
そこを切り口に話をすること。

 

女性に限らず
自分と関連のあることについて話をした方が興味を取りやすく
距離を縮めやすい傾向があります。

 

しかし、持ち物や服装を話題にするには
女性をよく観察しなければいけないし
言葉のチョイス次第では
失礼になってしまいます。

 

その選ぶ言葉のバランスが最適で
適度にイジるんだけど失礼ではなく
女性を笑顔にさせる。

 

ナンパを5年以上やってる僕の方が
学ぶことだらけでた。

 

ストリートナンパ初参戦のお二人から
多くの気づきをいただきました。

 

僕はナンパをするときは
ほとんどが完ソロで
誰かと合流してやることはほとんどありません。

 

でしたが、
自分の幅を広げるためにも
ナンパ師に限らず、
もっといろんな人と接した方がよいのかなと思いました。