他のナンパ師さんのブログを読んでいると
海外から旅行に来ている外人の女性は
連れ出しやすいと書いてあることがけっこうあります。

 

たしかに、
旅行に来てるので気持ちは高ぶってるだろうし
現地の人と話したいという気持ちもあると思います。

 

僕はこれまで
ナンパで日本人以外を連れ出したことは
ありませんでした。

 

それは僕が単純に日本人の女性が好きだというのもあるし
外国語が得意なわけではないので
口説ける自信がないというのもありました。

 

しかし、今年の初ナンパでは
台湾人の美女と飲む機会に恵まれました。

 

 

 

今年の1月、元旦、
大学時代から付き合いがあり
いまはナンパ仲間の先輩と
熱田神宮に初詣に行ってきました。

 

今年の女性運の向上を祈って。

 

その後、二人で飲みに行って
新年の抱負やら今年の展望やら
けっこう真面目で熱い話をしていたのですが
一通りの話が終わるとナンパの話になりました。

 

元旦からナンパをするつもりはありませんでしたが
ナンパ話が盛り上がると
お互いうずうずしてきてストリートに出ようという話になり
2017年の初ナンパに繰り出しました。

 

僕たちは基本ソロナンパなので
お互いの健闘を祈り
その先輩とは別れました。

 

20時ごろから繰り出し、
なかなか連れ出せず1時間が経過しましたが
新年だからか反応は良く、期待が持てました。

 

名古屋駅のミッドランドスクエア前の
横断歩道で信号待ちをしている女性を発見し
声を掛けました。

 

「おつかれ、じゃなかった、あけましておめでとう。今日は新年会?」

 

そうやって声をかけると
女性はきょとんとし表情でこっちを見ました。

 

目が合って、顔面を確認。

 

黒髪のロングに整った顔立ちで。

 

うむ、悪くない。

 

すると女性から

 

『アイム、ノット、ジャパニーズ』

 

と言われました。

 

暗かったからわかりにくかったのですが
よく見ると、中国か韓国っぽい顔立ちでした。

 

どうしよう、日本人じゃないのか。

 

でも挑戦してみるか、
せっかくこんな美人に出会って
即撤退とかもったいなさすぎだろ。

 

今こそ、学生時代に学んだ英会話を生かす時だ。

 

「オー、ウェア、アーユーフロム?」

 

『タイペイ』

 

「トラベリング?」

 

『イェス』

 

「キャンユースピークジャパニーズ?」

 

『ノー』

 

「キャンユースピークイングリッシュ?」

 

『イェス』

 

どうやら台湾から来た旅行客のようでした。

 

日本語は喋れないとのことでしたが
学生時代に少しだけかじった
稚拙な英語で会話をすることにしました。

 

「一人で来たの?」

 

『そう、一人』

 

「俺は友達と飲んだ帰りなんだけど、
いまから一緒に飲みに行かない?」

 

『なんで?』

 

「それはあなたがあまり美しかったから
思わず声をかけてしまったんだよ」

 

『ありがとう』

 

日本人だろうが台湾人だろうが
ナンパでフレーズは同じだなと
話しながら思いました。

 

「日本のビールはおいしいよ」

 

「おすすめの日本食をごちそうするから」

 

「楽しくなかったらビンタして帰っていいから」

 

こんな感じで粘ると
ついてきてくれました。

 

英語で意外と話せるもんだなと
自分自身に感心しました。

 

 

正月からやっているお店はいつもより少なく
繁華街は静かでしたが
営業している居酒屋さんを見つけて入店しました。

 

新年早々、美人の台湾人を連れ出すことができ
テンションが上がりました。

 

 

この女性からの言葉も
日本人の女性をナンパした時と
同じようなことを言われました。

 

『いつも女の子に声かけてるの?』

 

『たくさんの女性に声をかけてるんでしょ?』

 

『あなたはプレイボーイ?』

 

『本当はガールフレンドいるんでしょ?』

 

これに対し、

 

「あなただから声をかけたんだよ」

 

「あなたがあまりに美しいから声をかけずにいられなかった」

 

「僕は普段はシャイボーイだよ」

 

と答えておきました。

 

英語だとキザな言葉になってしまいましたが
ストレートなメッセージに顔を真っ赤にして
照れているようでした。

 

 

彼女は27歳の独身

彼氏いない

休暇を利用して日本には5日間ほど滞在している

日本人の友達と岐阜の山奥の白川郷に行ってきた

翌日の朝のフライトで帰国するとのこと

 

僕はそこまで流暢に英語が話せるわけではありませんが
ノリと勢いとボディランゲージで
コミュニケーションをとりました。

 

どうしても言葉が出てこないときは
スマホの翻訳サイトにフレーズを打ち込んで
女性に見せるという形で意思疎通を図りました。

 

掘りごたつの座席に
最初は対面で座ってましたが

 

「こっちに座りなよ」

 

と促すと、ためらいなく僕の隣に座りました。

 

悪くない、悪くないぞ。

 

新年早々、ナンパで第一線を
いや、国境を超えるかもしれない。

 

期待が高まりました。

 

横並びに座ってからは
僕のスマホに入っている
国内の観光地の写真を見せながら
会話を楽しみました。

 

彼女にも台湾の写真を見せてもらい
お勧めの観光地や台湾料理について
教えてもらいまいた。

 

千と千尋の神隠しの舞台となった場所の
写真も見せてもらいましたが
本当にきれいで行ってみたいと思いました。

 

「一度、台湾には旅行したいと思ってたから
もし行くときは案内してね」

 

『もちろん』

 

そういってラインを交換しました。

 

写真を見せる際にさりげなく手を触ったり
肩を触れさせたりして、
距離を縮めていきました。

 

嫌がってるようには見えませんでしたが

 

「ちょっと近いわよ」

 

「やっぱりプレイボーイ」

 

と笑いながら言われました。

 

肩を抱くと
一瞬、体を預けてくれるのですが
ちょっと経つと

 

「やっぱり近すぎる~」

 

と言われて距離を取られてしまいます。

 

うーむ。

 

どうしたことか。

 

嫌がっているわけではない。

 

食いつきはある。

 

しかし、まだ仕上がっていない。

 

もう一押し、いや二押しは必要だ。

 

本当はもっと深い恋愛トークで
懐に入っていきたいところでしが
僕の英語力ではそこまで踏み込めないでいました。

 

 

22時ごろ店を出て手をつなぎました。

 

とりあえず手はつないでいる。

 

悪くないはず。

 

そして、路上を少し歩いたところでハグをしました。

 

彼女も、僕の背中に手を回して
ぎゅっと抱きつきました。

 

あと少し、国境を越えられるのか?

 

一線を越えたい、国境とともに。

 

しかし、キスをしようとしたら
避けられました。

 

『ノー』

 

うーむ、だめかぁ。

 

まだまだ、諦めん。

 

ほっぺにしてと願いしたら
チュッとしてくれました。

 

おっ、いいぞ、いいぞ。

悪くはないんだ。

 

なんとかホテルに行きたい。

 

ここはストレートに誘うしかない。

 

「もう少し一緒にいたいから、ホテルに行こう」

 

彼女の答えは

 

『ノー』

 

でした。

 

うむ、なんて粘ればいいんだ?

 

ここは言葉じゃない、雰囲気だ。

 

感情に訴えるしかない。

 

じっと目を見つめ

 

「今日は楽しかった」

 

「出会えて嬉しかった」

 

「だから、もう少しだけ一緒にいたい」

 

「ハッピーな時間にすることを約束するよ」

 

どうだ?

 

『ノー、私たちは今日、出会ったばかり』

 

だめか・・・

 

『アイ、アンダースタンド、ユーアープレイボーイ』

 

そう言って僕から離れ
彼女は宿泊しているホテルの方向に歩き始めました。

 

再び、彼女の手を握ろうとすると、

 

『ノー、あなたは誰が相手でもいいんでしょ?』

 

といって手を払いのけられました。

 

だめだ、諦めよう。

 

そのまま途中まで二人で歩き
名古屋駅の前でお別れしました。

 

 

2017年の初のナンパは
台湾人を連れ出して
それなりに会話も盛り上がり楽しめたという
初めての体験ができました。

 

その反面、せっかく食いつきを見せていたのに
逃げられてしまうという
実力の無さを露呈してしまいました。

 

本来であれば、安易にボディタッチをせずに
相手の話を引き出して共感し
甘えたい欲求が発動するまでは
ノータッチ戦略をとるのですが。

 

言葉が出てこないもどかしさから
向こうがまだ仕上がってない段階から
べたべたとボディタッチをしてしまったなと思いました。

 

とはいえ、
国の女性とお酒を飲めたのは大きな収穫で
意外と盛り上がるものだなと思いました。

 

異国の女性と話すのは単純に楽しかったし、
国は違えど、基本的な部分は変わらないのかなとも思いました。

 

相手の話を引き出して共感してあげて
楽しい雰囲気ができれば距離は縮まるなと。

 

一方で、もう少し流暢に言葉が出てこないもどかしさを感じました。

 

もっとポンポンと言葉が出てこないと
難しい部分もあるのかなと思い
語学力の無さを痛感しました。

 

ナンパのために語学を学ぶのもありかなと。

 

とりあえずこの時、
初めて海外の女性を連れ出したことで
自身のナンパの幅が広がったように感じました。