こんにちは、ヒロです。

 

ナンパの現場では、
二つ返事でナンパの誘いにOKしてくれる女性はほとんどいません。

 

しかし、一つのフレーズが女性に引っ掛かって連絡先を聞けたり
ラインのやり取りをしているうちに前提条件が変わることが頻繁に発生します。

 

今日は、僕が29歳の時に起こった、
連絡先の交換をかたくなに断っていた美人OLさんとの出来事を書いていきます。

 

 

 

 

2015年2月の某日

 

名古屋の繁華街・栄でナンパをしていました。

 

16時ごろから出撃。

 

最初は地上で声をかけようと思ったのですが
雨がパラパラと降っており
傘を差しながらのナンパでした。

 

天気が悪いからか女の子の反応はイマイチで、
10人ぐらいの女の子に声をかけたものの
全く成果はありませんでした。

 

 

傘を差しながらのナンパは厳しいなと思い
栄の地下街でのナンパに切り替えました。

 

外は雨が降っているからか、
地下街はかなり人が多いと思いました。

 

僕は地下街でのナンパはあまり得意ではありません。

 

地上のような開放感がないので
どうしてもテンションが上がらないのです。

 

しかし、地上は雨。

 

そんなこと言ってられないと思い
駅に向かって一人で歩いている子を
探しては声をかけました。

 

地下街でのナンパに切り替えてから5人ぐらい
声をかけけましたがこちらも反応はイマイチ。

 

「今日は厳しいかな~」

 

そんなマイナス思考に陥りかけていたところで
クリスタル広場から駅に向かって歩いている女の子に発見しました。

 

さぁ、行こうか!!

 

早歩きで近づいて、
女の子の右斜め45度のポジションを確保。

 

「おつかれさまです」

 

『えっ??』

 

めちゃめちゃびっくりした表情で
驚いた様子です。

 

「おつかれさまです、いまからどこ行くんですか?」

 

『いやー(笑)』

 

「僕まだ飯食ってないんですけど、良かったら一緒に食べませんか?」

 

『いまから友達とごはん行くんですけど、待ち合わせの時間まであと10分ぐらいあるからブラブラしてるんですよ』

 

「じゃあ僕も一緒に行っていいですか?3人でメシとか良くないっすか?」

 

『いや、ダメですよー』

 

「じゃあその10分でカフェでも行きませんか?コーヒーぐらいだったらご馳走しますよ」

 

『いやいや、遠慮しときます』

 

ちゃんと受け答えをしてくれる子だったので
とりあえず会話は成立しました。

 

友達と約束ありだと
連れ出しは難しいのかなと思い、

せめて連絡先だけでも
聞きたいなと思い会話を続けました。

 

この時の女の子の反応は
明らかにナンパをされ慣れていない感じでした。

 

「じゃあ今日は予定ありだから、また今度一緒にご飯行こうよ」

 

『いやー、待ち合わせあっちなんで。ほんとにびっくりだし・・・』

 

そう言って、その場から立ち去ろうとします。

 

「まぁ待って。驚かせたのは悪かったから。こうして出会えたのも何かの縁だし、今度食事行きたいからケータイ教えてよ」

 

『いやいや、よくナンパしてるんですか?』

 

「いや、あんましないけど」

 

『でもすごい慣れてそうですよ。いろんな人に声かけてるんですか?』

 

ナンパをしているとこの手の質問はよく来ます。

 

『いや、実は4月から営業をやることになってね。これまで営業経験ないし、話もそんなに得意じゃないからナンパでもして来いって上司に言われてるの』

 

半分ホントだけど半分ウソです。

 

当時の僕の仕事は、
顧客とのやり取りはあるものの
純粋な営業職ではありませんでした。

 

ただ、臨機応変さに欠ける僕に対し
「ナンパでもして来い」と上司に言われたのは確かでした。

 

真面目を装い
自己改善の為にナンパをしている
という設定で話しました。

 

『そうなんですか?大変ですね~』

 

「そうそう、それで今声かけたのは3人目、さっきは2人組話しかけて撃沈してきた」

 

『えー、かわいそう』

 

とても話しやすい子だったので
そのまま会話を続けたのですが
本当に約束の時間が来たみたいで。

 

『友達が来たみたいなんで行きますね。頑張ってくださいね』

 

「いやっ、ちょっと待って。とりあえず番号だけ交換しよ」

 

『また街で見かけた時に声かけてください』

 

この手の断り方も多いです。

 

ナンパにおいて一度声をかけた人と
再び出会うことはあり得ません。

 

せっかくいい感じでコミュニケーションが取れてるのに
このまま連絡先を交換せずに放流するのは
もったいないと思いました。

 

なんとか粘る方法はないかと
頭をフル回転させたところ
次の言葉が思い浮かびました。

 

「じゃあさあ、みんなで飲み会しない?それだったら二人きりじゃないし安心でしょ?」

 

『ホントですか?実は友達から飲み会してくれないか頼まれてて。逆にお願いしたいんですけど』

 

「ちょうどいいじゃん。友達に聞いてみるね。もう約束の時間でしょ?とりあえずラインだけ交換しとこ」

 

『えーと、どうすればいいですか?』

 

「じゃあQRコード読んで・・・ 」

 

なんとかクロージング完了。

 

最後はあっさりとラインのアカウントを教えてくれました。

 

それまでずっと断り続けてたのに。

 

「やっぱ断られても諦めないことが大事だな」

 

と思いました。

 

最後の最後に

 

『みんなで飲み会しよう』

 

という言葉を使ったことが
牙城を崩す一押しになったのだと思います。

 

 

女の子の心に中には

 

「私はナンパをする人に連絡先を教えるような軽い女じゃない(と自分のことを思いたい)」

 

という心理があります。

 

ここで「お互いの友達を誘って」という言葉を出すことで

「私は友達を飲み会に誘うために連絡先を教えた」

という言い訳ができるのです。

 

女の子というのは、
行動するための言い訳を欲しがる生き物なので
こちらから言い訳を言ってあげることが大切かなと。

 

とりあえずこの日は、
1人の連絡先を交換しただけでで終わりました。

 

 

 

連絡先を交換したその日のうちに
僕から女の子にラインを送りました。

 

「今日はありがとうございます。飲み会、やりますか?」

 

『ラインありがとうございます。飲み会、お願いしたいです』

 

「男性、何人ぐらい集めたらいいですか?3対3とか4対4とかですかね?」

 

『あー、でも、まだヒロさんのことよく存じ上げていないので。

もう少し仲良くなってからにしませんか?』

 

うーん・・・

 

連絡先の交換も渋っていたけど
飲み会をやるのもすぐにとはいかないみたいで。

 

テンションがさがりつつも
焦ったらダメだと自分に言い聞かせ
焦らずコミュニケーションをとることにしました。

 

「たしかにそうですよね!!

僕は今日はナンパしてましたけど

僕の友達はナンパしてるようなチャラ男はいないんでご安心くださいね」

 

こやって返信した後は
1日1通か2通程度のやり取りを
ダラダラと続けていました。

 

「何の仕事してるんですか?」

 

「どこに住んでるんですか?」

 

「休みの日は何をしてるんですか?」

 

そんな他愛のないやりとりをしていました。

 

 

気がついたら10日ぐらい経過していて
肝心の飲み会の段取りを
一切していないことに気付きました。

 

それまでずっとラインのやり取りだけだったので
会話をして距離を縮めたいと思い電話をすることにしました。

 

「ちょっと電話で話しませんか?」

 

OKをもらえたので
ラインの通話機能を使って会話をしました。

 

会話の内容は他愛のない身の上話とか
趣味の話、ラインのやり取りのなかで
出てきた話題について質問するような感じで話しました。

 

みんなで飲み会をするという前提で連絡先を交換しましたが
僕としては最初から二人で会いたいなと思っていました。

 

「みんなで飲み会やるっていったけど、
日程合わせるのとか大変だからとりあえず二人で飲みに行かない?」

 

二人きりでの飲みに誘い、アポを確定しました。

 

 

 

ナンパした日から約1ケ月後の3月の日曜日。

 

17時に名古屋駅の金時計で待ち合わせをしました。

 

お店の予約はせずに
いくつかの候補を頭に入れて
待ち合わせ場所に向かいました。

 

「着いたら連絡してね」

 

金時計の前で女の子にラインを送り返信を待ちます。

 

するとすぐに、

 

『もう着いてるよ。高島屋の入り口にいる』

 

と返信がきました。

 

「ひさしぶり、今日は来てくれてありがとう」

 

『こちらこそー、誘っていただいてありがとうございます』

 

何が食べたいか聞いてみたら
何でもよいと答えたので
ちょっとおしゃれな焼肉屋さんに行くことにしました。

 

そこまで値が張らず
カウンターに横並びで座れるので
アポの際に重宝しているお店です。

 

女の子のスペックを確認すると

 

27歳の派遣OL

派遣で給料が安いからたまにバイトもしてる

名古屋市内で一人暮らし

彼氏は2年ぐらいいないとのこと

 

見た目はどこにでもいるOLさんというか
とても普通な感じでした。

 

おっとりした喋り方で服装も落ち着いています。

 

 

この日は日曜日、
「楽しく飲めればいいかな」
という軽い気持ちで飲みに行きました。

 

翌日が仕事だったので
そんなに遅くならずに帰ろうかなと
この時は思っていました。

 

 

決戦の地の焼肉屋に到着。

 

お酒は好きとの事だったので
二人とも生ビールを注文し
乾杯とともに宴をスタートさせました。

 

僕自身がお酒好きなので
お酒が飲める女の子だとテンションが上がります。

 

一杯目のビールを飲み干すと
ワインが飲みたいとの事だったので
赤ワインをボトルで注文しました。

 

いい感じで酔いが回り、
楽しいひと時を過ごしていました。

 

アルコールが入ると、僕も欲が出てきてしまい

 

この後どうなるんだろう?

 

と、あらぬことを考えてしまいます。

 

この女の子が男女の関係を欲しているかどうか、
少しずつ探りを入れていきました。

 

「2年間彼氏いないって言ってたけど
ぶっちゃげ男関係が全くなかった訳じゃないよね? 」

 

と質問すると

 

『まぁ色々ありますよね。この歳ですし』

 

と否定せず。

 

メニューを見せるときに
あえて手と手を触れ合わせてみても嫌がらず。

 

「手相を見ることできるから、見てあげるね」

と言って、女の子の左手に触れるも嫌がるそぶりを全く見せず。

 

手と手が触れ合うことで胸の鼓動が高まると同時に

 

「これはもしかしたら飲みだけでは終わらないかも」

 

と期待感は高まるばかりです。

 

 

焼肉屋で2時間半が経過したところで
そろそろ2件目に行こうという話になりました。

 

2件目のお店をどこにしようか歩いていると
カラオケ屋の前を通ったので

 

「カラオケにしよっか?」

 

と誘うと

 

『カラオケとか久しぶりですねー』

 

すぐにOKの返事。

 

二人きりの個室に入ることで
否が応でも期待感が高まります。

 

ドリンクを注文し、とりあえず歌うことにしました。

 

歌うことでテンションもあがるし
初めて二人で会ったという緊張感はなくなっていました。

 

椎名林檎の「本能」を歌いながら
その過激な歌詞に触発されるように雰囲気も高まってきました。

 

 

 

そろそろ頃だな!!

 

男らしく勝負しよう!!

 

 

そう思い、
少しずつ距離を詰めていき
女の子の腰に手を回しました。

 

 

女の子の方からも
僕の方にカラダを寄せてきました。

 

 

「これは行くしかない」

 

脳神経系列がゴーサインを出したので
僕は素直に従うだけでした。

 

 

ぎゅーっと抱きしめて

 

キスをして

 

服の上から胸を触りました。

 

 

彼女の方も

 

僕の背中に腕を回し

 

いやらしく舌を絡ませてきます。

 

 

しばらくの間、
夢中になって口づけを交わしていました。

 

 

すると、

 

次の瞬間、

 

驚くべき事態が発生しました。

 

 

彼女から僕の上に乗っかってきて
またがった状態になり腰を擦りつけてきました。

 

『したい!したいよー』

 

清純そうな外見とは裏腹に
もはや完全にオンナの顔になっていました。

 

『したいっ!ヒロさんとしたいっ・・・』

 

オーマイグッドネス!

 

こんなに積極的な子だったとは!!

 

うーん、ここはカラオケの中だし。

 

 

いちゃいちゃしてるうちに
終了時間の連絡が入りました。

 

店の外に出て、彼女の意思を確認しました。

 

「どうする?うちに来る」

 

『はい、おじゃまします』

 

たったこれだけのやりとりで
お持ち帰り決定です。

 

 

家に入るとすぐに
お互い一糸まとわぬ姿になり
心ゆくまで求め合いました。

 

その真面目そうな外見とは程遠い
淫らに乱れる姿に衝撃を受けました。

 

人は見た目じゃ分からないといいますが
まさにその通りで
いい意味で期待を裏切られました。

 

積極的に上からまたがってきて
うっとりした表情でその感触を味わうかのように
腰をグラインドさせる姿は圧巻でした。

 

 

ナンパをした時は連絡先の交換すら渋っていたのに・・・

 

 

翌日は早めに起きて、
会社に行く前に
車で家まで送ってあげました。

 

 

関係は、その後も続きました。

 

彼女はとても家庭的な女性でした。

 

彼女の家に行き
手料理をご馳走してもらうことが何度もありました。

 

これまで出会った女性の中で
料理の腕前はダントツでした。

 

会うたびに、カラダの関係を持ちました。

 

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3ヶ月ぐらい、そのような関係が続きましが
どちらともなく連絡を取らなくなり
次第に会わなくなりました。

 

 

連絡を取らなくなってから3ヶ月後
ひさしぶりに連絡してみましたが

 

彼氏ができたとのことで

 

会ってくれませんでした。

 

 

 

一緒にいて
居心地が良かったのですが
なぜか付き合おうということにはなりませんでした。

 

 

どちらかが切り出せば
付き合っていたのかもしれませんが。

 

ただ、なんとなく、
彼氏彼女の関係ではないのかなと
お互い思っていたのかも知れません。

 

お互いに都合の良い関係だったのかもしれませんが
一緒に過ごした時間は楽しく
満たされた時間でした。

 

ナンパができたからこそ訪れた満たされた時間。

 

別れがあるのは寂しいものですが、
また新たに素敵な女性と出会い、
満たされた時間を過ごせるように
ナンパを頑張ろうと思います。