いまから2年前、2015年

 

この年は、僕にとって飛躍の年でした。

 

前年の2014年から本格的にナンパの成果が出始めましたが
まだ、気分次第で地蔵になることがありました。

 

しかし、2015年2月にナンパ講習会に参加し
初めてプロのナンパ師さんや他のナンパ師さんと交流し
メンタルブロックが崩壊し、完全に地蔵になることが無くなりました。

 

そして、月1に近いペースで新規の女性とセックスしたり
10歳年下のかわいい彼女ができたりと
非常に充実感に溢れた1年でした。

 

 

その年の12月末、2015年のナンパの集大成にすべく
僕は、名古屋の繁華街、栄に繰り出しました。

 

忘年会シーズンで、街は浮かれていました。
声かけの反応は上々でした。

 

ガンシカはほとんど無く、
みんな何かしらの反応を示してくれました。

 

しかし、まったく連れ出せない・・・

 

17時ごろ出陣したのに
20時まで0バンゲ、0連れ出し。

 

場所を変えて気分を変えようと
金山に移動するも、状況は変わらず。

 

21時になっても連れ出せず。

 

 

4時間歩き回って腹が減ったので
一風堂でラーメン、餃子にビールを注入しました。

 

 

1年の集大成のはずが、ボウズだなんて絶対イヤだ。

 

もう一度場所を変えて気持ちを入れ替えようと
21時半ごろ、名古屋駅に移動。

 

 

おそらく60人以上声をかけたにもかかわらず成果はゼロ。

 

 

あまりに成果が出ないと
だんだんと声をかけるのが嫌になってきます。

 

今日はダメな日なのか?

 

いやいや、そんな弱い自分に負けちゃだめだ。

 

 

すると、ミッドランドスクエア前の横断歩道、
赤信号で立ち止まる一人の女の子を発見しました。

 

 

行くか?

 

またダメかも・・・

 

弱気な自分が顔を出します。

 

何のためにやってきたんだ、
一年の最後にまたヘタレに戻るのか?

 

少しの間、自分自身との葛藤がありましたが
弱い自分を振り切って、声をかけました。

 

「おつかれ、今日は忘年会?」

 

どうだ?

 

『帰れへん』

 

「ん?」

 

『終電ないねん』

 

なんだこりゃ?

 

長くナンパをしてても
こんな回答はほとんどありません。

 

しかも時刻は22時、終電を逃すような時間ではありません。

 

「終電逃したの?」

 

『そやねん』

 

関西弁?

 

遠方から来てるみたいです。

 

「まじ?俺、飲み会の帰りで
もう少し飲みたかったんだけど、少し一緒に飲まない?」

 

『うん、せやけど、帰れへん』

 

「まぁ、軽く飲んだ後、うち泊まってく?
俺んち、ここから電車で30分ぐらいだから
終電まだまだあるし、どうする?」

 

『ええん?』

 

「全然いいっすよ」

 

なんだこりゃ?

 

声をかけた女の子の方から
家に泊めてほしいと言ってくるなんて!!

 

長くナンパをしてても
こんなことはまずありません。

 

話を聞いてみると

 

彼女は趣味のサークルの飲み会で名古屋に来た。

 

サークルのメンバーが酔いつぶれて介護していた。

 

介護したメンバーがなんとか復活し、
そいつをJRの改札まで送っていった。

 

そうこうしているうちに
近鉄電車の終電が近づいている。

 

伊賀市という三重の山奥(奈良県との県境)から
来ている彼女の終電は早く、
あと少しのところで乗り遅れてしまった。

 

名古屋には知り合いは少なく
終電を逃したショックで
どうすればいいか分からず
とりあえず歩いていたとのこと。

 

そんな時に声をかけられて
助けてくれる人が現れたと思ったらしい。

 

彼女もかなり飲んだらしくて
それなりに酔っている様子でした。

 

 

事情を聞いて
家に泊めてあげることを約束し
まだ時間があるからカラオケでも
行こうという話になりました。

 

 

歩き回ること約5時間、
ようやく連れ出すことができました。

 

しかも自宅に来ることが確約済み。

 

ナンパの神様、ありがとう!!

 

 

そして驚くことに
出会ってほんの数分会話をしただけなのに
彼女の方から手を繋いできました。

 

 

僕たちは、手を繋いで
年末のにぎやかな繁華街を歩きました。

 

 

カラオケに向かう途中、
大学時代の友人に出会いました。

 

 

軽く立ち話をした後
かわいい彼女がいて羨ましいな
といったニュアンスの言葉をかけられました。

 

いや、この女の子は彼女ではなくて
5分前にそこの横断歩道で出会ったばかりで
まだ名前も知らないんだ・・・

 

そんな言葉は口に出さず
そのまま手を繋いで歩きました。

 

 

カラオケ店に向かって移動しながら
彼女について聞き出しました。

 

 

京都の大学に通う22歳。

大学4年生。

春になったら就職だから

残りわずかの学生生活を楽しんでいるとのこと。

 

黒髪のショートカット。

身長は155センチぐらい。

カジュアルなファッション。

 

西野カナが好きで
この日も西野カナ繋がりのサークルで
集まっていたそうです。

 

世の中にはいろんなサークルがあるものですね。

 

彼氏はいないけれど
大学の先生と不倫関係にあるとのこと。

 

10歳年上の先生が好きで関係を持っているが
実らぬ恋だから辛いらしい・・・

 

うーん。

 

こんなにかわいい女の子と不倫するだなんて
若者を指導する立場の人間がけしからんなと思いました。

 

 

カラオケに着くと、
大好きな西野カナを熱唱してくれました。

 

キレイな歌声。

 

西野カナ、いいぞ!

 

すっかり甘えたモード全開の彼女は
僕にぴったりとくっついて離れませんでした。

 

カラオケの中でキス。

 

1時間で退店し、電車に乗り、僕の自宅に着きました。

 

電車での移動中も、ずっとくっついて離れませんでした。

 

 

自宅に着くと、
待ってましたとばかりに
お互いの服を脱がせました。

 

細身のカラダ、

小ぶりな乳房。

 

黒髪の童顔とマッチして
最高の景観が目の前に広がっています。

 

電気を消さず、しっかりと目に焼き付けました。

 

指を入れると
既に濡れ濡れでした。

 

その瞬間、彼女は思わぬ言葉を発しました。

 

『あっ、せんせいっ』

 

なんだ?

 

先生だと?

 

彼女の頭の中にいるのは不倫相手の先生みたいです。

 

「先生?」

 

と僕が聞き返すと、

 

『ごめんなさい、ごめんなさい、ヒロさん、ごめんなさい』

 

と謝ってきました。

 

少しだけ嫉妬心が芽生えましたが
ちゃんと名前を呼んでくれたことを嬉しく思いました。

 

そして、少しだけ考えて、

「今日は先生と呼ばれるのも悪くないかもな」

と思いました。

 

おそらく今夜だけの関係だし。

 

先生と呼ばれてプレイにおよんだことはないので
新鮮な気持ちで燃えました。

 

きっと、彼女もそっちの方がイイだろうし。

 

「いいよ、先生だと思って」

 

『はいっ、せんせ~』

 

「オラオラオラ~」

 

『んっ、んっ、ん~』

 

「ほら、先生って呼んで」

 

『あ~ん、せんせっ、せんせっ、せんせぇ~』

 

 

ふーっ!

 

黒髪の童顔少女は
相当な淫乱子でした。

 

 

行為を終えた時
なんだか、女子生徒を犯してしまったような気持ちになりました。

 

不倫相手の先生は
いつもこんな気持ちでこの女の子を抱いているのか?

 

教育者として、生徒に手を出していいものなのか?

 

22歳、成人している女性だが、
先生と生徒という関係において
倫理やモラルは存在しないのか?

 

というか、正直、羨ましいぞ、先生さんよ!!

 

 

翌日は彼女に予定があるらしく
早めに起きて、駅まで送っていきました。

 

連絡先は交換せず、
軽く口づけを交わし、彼女と別れました。

 

きっと、二度と会うことは無いと思いますが
「センセイ」を連呼して艶やかに腰を振る彼女の姿は
今も脳裏に焼き付いて離れません。

 

PS.センセイと呼ばれるのは悪くない!!