どこの出典かはわかりませんが
某ナンパ師のブログに
この記事のタイトルのような記述がありました。

 

高学歴は〇ェラが上手い。

 

そんなの関係あるんかい?

 

と、その記事を読んだときは思いましたが
あながち間違いではないのかなと思った経験がありました。

 

今年の6月の半ばごろの平日、
この日は美容院に髪を切りに行きました。

 

外出する予定はなかったのですが
せっかく髪を切ってセットまでしてもらったので
テンションが上がってナンパに繰り出すことにしました。

 

19時ごろ、新宿駅西口近辺でナンパ開始。

 

美容師にセットしてもらった髪型のおかげなのか、
いつもより女の子の反応が良いように感じました。

 

声をかけ始めて1時間ぐらい経ったところでした。

 

小田急ハルク前の横断歩道を渡ろうとする
背の高い女性を発見。

 

すらっとしたスタイルで
艶のあるロングヘアー。

 

あきらかに僕よりも身長が高い女性でした。

 

斜め横から顔を見ると
はっきりとは確認できませんでしたが
かなり美人の雰囲気でした。

 

 

多くの人は美女を目の前にしたときに
萎縮したり必要以上に美女を持ち上げたりして
女性から価値のない男の烙印を押されてしまいます。

 

もしかしたらあなたも
美女を目の前にして萎縮したという経験が
あるかもしれません。

 

僕も美女を目の前にすると
緊張したり高根の花だと思ってしまいます。

 

特に、自分より背が高いキャリアウーマンのような美女に対しては
どうしても見上げてしまいます。
(ちなみに僕は身長167センチ)

 

でも萎縮していては連れ出せないし
美女からも魅力のない男だと思われてしまう。

 

ひ弱な自分から脱却したい。
そんな思いがありました。

 

どうする?
声をかけるのか?

 

高身長の美女を相手に
一瞬、ひるんでしまいそうになりましたが
弱気な自分を蹴散らして
後ろから追い抜いて声をかけました。

 

「お疲れさま。今日は仕事帰り?」

 

美女が振り向いて、目が合います。

 

キタ、めっちゃ美人!!

 

無言ながらもニヤニヤしています。
とりあえず反応はあるぞ。

 

「俺、今腹減ってて、ご飯食べて帰ろうと思ってたんだけど、
自分、腹減ってそうな顔してたからさぁ、一緒にメシ行かない?」

 

『行かないです』

 

「えー、でも仕事帰りだよね?腹減ってそうだし行かない?」

 

『そんなお腹減ってないんで。他にもっといい子いますよ』

 

ナンパをしていると頻繁に出てくる
この切り返しフレーズ。

 

ナンパをあしらおうとする女性の発言を
いちいち真に受けてたら勝負になりません。

 

ここはさらっと流して
会話を続けることに。

 

「そんなことないから。今から帰るとこ?」

 

『用事があるんで』

 

「でも駅の方歩いてるよね?
まだ食べてないんだったら一緒に行こうよ」

 

『これからネイルしに行くんです』

 

「まじ?でもネイルだったら俺も得意だから
今回は初回限定サービスで俺がやってあげるよ」

 

『絶対ウソですよね?』

 

「いや、まじまじ。こう見えても手先が器用なんよ。
なんならネイルだけじゃなくて手相も見てあげるし
ハンドマッサージ付きの特典もつけてあげるけどどうすか?」

 

僕がネイルなんてできるわけありません。
冗談を挟みつつ和ませてなんとか連れ出しにつなげたい。

 

『もう予約してるんで、てか、その辺に丁度いい子いますよ、
簡単についてきそうな感じの、あの辺とかめちゃ女の子いるし・・・』

 

うーん、なかんか首を縦にふってくれない・・・

 

「てかどこ住んでる人?JRで帰るん?」

 

『いや、西武線沿いです、新宿線』

 

「東京生まれ東京育ち?」

 

『いや、実家は岐阜で』

 

「まじ?おれ2月まで愛知に住んでたし」

 

『ホントですか?たしかに言葉が東海地方のなまりっていうか
三重とかの方の人かと思いました』

 

この瞬間、女性の表情が変わったのがわかりました。

 

やはり地元や住んでた場所が同じだと
共通点があって距離が縮まりやすいです。

 

「まじ?そんななまってる?」

 

『なまってますね、めちゃめちゃなまってる感じじゃないですけど
なんか東京の人じゃない感じはしますね』

 

「そう?東京出てだいぶたったから標準語になったと思ったんだけどね。
じゃあ自分も一人暮らしなんだ?」

 

『そうですね』

 

「じゃあいいじゃん、同じ東海繋がりってことで、
地元トークとか超楽しいじゃん?」

 

『いやいや・・・』

 

「じゃあ絶対楽しませるって約束するし
つまんなかったら途中で帰ってもいいし」

 

『いやー』

 

迷っている。

目の前の美女が、ナンパについていくか迷っている。

これは食いつきあり、あとは押し込むだけだ。

 

「いやホント嫌がることとか絶対しないし
名刺渡すからもし嫌な気持ちになったら
会社に電話して訴えてもいいし」

 

『まぁ悪い人じゃないとは思いますけど・・・』

 

「じゃあ100回笑わせるって約束するから
もし100回笑わせれなかったら
違約金で1万円請求してもいいし

警察に電話して
100回笑わせてくれるって約束したのに
約束と違うから逮捕してくださいって電話してもいいし」

 

『ネイル終わるまで、待っててもらっていいんですか?』

 

「いいよ、タリーズかベローチェで読書しながら待ってるから」

 

『ホントですか?てか私ホントこういうの初めてなんですけど』

 

「そう?」

 

『てかお兄さん話し上手いですね?
乗せられた感じがありますけど』

 

「まぁいいじゃん、俺も初めてだし」

 

『絶対ウソ、絶対なれてる』

 

「そんなことは無くもないけど、
いいなと思った子には積極的にいかないと
草食とか気持ち悪くない?」

 

『まぁ確かに、最近草食多いですもんね』

 

「じゃあ取りあえずライン交換する?」

 

『はい、じゃあQRコード出しますね』

 

キターーー!!

とりあえずライン交換して
連れ出しが確定しました。

 

15分ぐらい会話して粘ったような。

 

『あ、ネイルサロン、この辺です』

 

「じゃあ、1時間後ぐらい?」

 

『そうですね、終わったらラインしたらいいですか?』

 

「そうだね、あそこのタリーズにいると思うからラインして」

 

『わかりました』

 

という形でラインを交換し
1時間後のアポを取り付けて
一旦、お別れしました。

 

自分より身長が高い美人系のOLとのアポ。
期待に胸が高鳴りました。

 

どの店に行こうか。

どんな会話をしようか。

どんな展開で口説いて行こうか。

必死に頭の中で思案しました。

 

その甲斐があったのか
この高身長美人OLとの宴は
予想以上の淫乱な結末が待っていました。

 

後編に続く。